京都橘高校吹奏楽部との出会い その11 | hide4641のブログ

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「オレンジの制服」に「橘の笑顔」は良く映える・・・

私自身この半年間、どちらも「橘の伝統」を引き継ぎ「橘の誇り」を現す象徴ということを学んで来たと思います。

前回記した orange fairyさんの記録の中に写り込んだ様々な顔、

緊張の顔、必死の顔、高揚の顔、喜びの顔、いっぱいの笑顔・・・

みんないい顔しています。

 

記録の中では何度か「奇跡的・・・」という文言がありました。

そこで思い出すのが、1972年ラグビー日本選手権、早稲田が2連覇を掛けた対三菱自工京都戦、後半ノーサイド3分前の「奇跡の大逆転劇」と報じられた昭和世代のラグビーファンなら誰しもが知る有名な試合。(近年で言えば2015年ワールドカップイングランド大会の対南ア戦での終了間際の逆転劇を見聞された方も多いと思います、この時も「奇跡」と評されていましたね)

 

早稲田はこの試合、前半有利に進めるも徐々に社会人パワーに押されて逆転を許し、それでも後半終了間際に敵陣内でバックスのパス回し、CTBの蹴ったショートパントが走り込んできたWTBの手前でショートバウンド、楕円球だからどこへ転がるか解らない!と誰もが固唾をのんだ瞬間、WTBの胸にスッポリ収まりそのままゴールへ飛び込んで逆転のトライとなった。

当時3年生だったSH「宿沢宏明」が試合後の「奇跡的勝利」についてインタビューに応えて「普段の練習で何度も繰り返して来たプレーですから」、そしてかの名言「努力は運を支配する」と。

 

彼は卒業後エリート銀行マンとしてラグビー界と2足の草鞋を履くことになるのですが54才の若さで亡くなります。まさにラグビー界の至宝でした。

かの試合に関して後に毎日新聞「余録」で彼の人生観についての記事があり、曰く「ラグビーは人生の縮図と思う。楕円球はどちらに転がるか解らない、待っていては逃げて行ってしまう。でも絶え間ない努力を重ね、自分から飛び込んで行けばこちらに転がって来るもの。人生も同じ事だと思う。」

 

日本海海戦後、秋山真之が起草した「連合艦隊解散の辞」末文、

「神明は唯平素の鍛練に力め、戦はずして既に勝てる者に勝利の栄冠を授くると同時に、一勝に満足して治平に安ずる者より直に之を奪ふ。古人曰く 勝て兜の緒を締めよ と。」

 

橘のドラマを観ていると、忘れていた過去の記憶が次々と甦って来るのだから不思議です。

ではまた、ごきげんよう。