猛将親父 〜第115話 無惨、上月城〜 | 歴史を感じよう

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日本史について感じたこと、調べたことを連載形式で書いていきます。また、神社やお寺、史跡巡りしたこと、プロレスについても書いていきます。わが愛犬てんのことも語っていきます。そして…「オイラ、えいたろうの相棒のコアラだよ。是非読んでね。」

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目次




天下を競望せず…

わしは吉川元春(きっかわもとはる)の三男、広家(ひろいえ)です。


天正5年(1577年)12月3日、西播磨の上月城(こうづきじょう)が織田(おだ)方の羽柴秀吉(はしばひでよし)の軍により落城した。



コアラ上月城は播磨、美作、備前の国境に位置する城なんだよ




元春は上月城落城の様子を忍びの弥助(やすけ)から聞き、怒りに震えていた。


元春「弥助…それは誠か?」


弥助「はい、上月城の赤松(あかまつ)勢の最後は…悲惨でした。」




上月城は毛利(もうり)方についていた赤松政範(あかまつまさのり)の居城であった。


羽柴軍は30,000の軍勢で城を囲い、赤松軍の援軍の宇喜多(うきた)軍3,000を蹴散らした。




コアラ宇喜多軍は敗走して上月城の赤松軍だけになったね



水の手を切られ敗北濃厚となった赤松政範は「わしの首をもって降伏せよ」と自害したのだ。


政範の家臣は首を持ち、秀吉に降伏を乞うたが…


秀吉「許さぬ、全員討ち取れ」






秀吉は降伏してきた上月城の兵をことごとく斬首したのだ。



さらに城内の女、子供200人を美作、備前の国境で惨殺したのだ。


子供は串刺しにされ、女は磔にされた…







元春は怒りのあまり、握った拳から血が滲み出てきた。

元春「…秀吉め!許さぬ…許さぬぞ!!」





一方、秀吉は黒田官兵衛(くろだかんべえ)と上月城を眺めていた。

秀吉「……」

官兵衛「秀吉様、気になされるな。戦です。」

秀吉「わかっておる。わかっておるが、こうしなければ、わしが信長(のぶなが)様にやられる。わしは穏便にすませたいのに…」


秀吉と官兵衛の元に山中鹿介(やまなかしかのすけ)がやってきた。


鹿介「お呼びですか」

秀吉「おぉ、鹿介。此度の尼子(あまこ)勢の働き見事であった。」


尼子勢は秀吉軍の先鋒として上月城攻めに功があったのだ。

秀吉「上月城の城代として尼子勝久(あまこかつひさ)殿に任せる。」

鹿介「これは…有り難き幸せにございます。」

秀吉「国境に位置する上月城、重要な城、勇猛な尼子勢なら守ってくれよう。ここから毛利を攻める拠点となろう、頼むぞ。」



秀吉は上月城を尼子勢に任せ、信長への報告のため安土城(あずちじょう)へ戻った。



ところが事態は元春も秀吉も信長も思いもよらぬことになるのである…




つづく…


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