チャレンジ国際プロレスを語る〜暗躍するグレート東郷 | 歴史を感じよう

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日本史について感じたこと、調べたことを連載形式で書いていきます。また、神社やお寺、史跡巡りしたこと、プロレスについても書いていきます。わが愛犬てんのことも語っていきます。そして…「オイラ、えいたろうの相棒のコアラだよ。是非読んでね。」

グレート草津ルーテーズ4回連続挑戦を諦めたTBSプロレスは2回目の挑戦者にサンダー杉山を選びました。



コアラ杉山さんは草津さんと違い、アメリカでもキッチリ試合をやっていたんだよ




大分で行われた3本勝負、結果はテーズが2-1で勝ちましたが、杉山は1本取ったのです。


テーズは杉山を「基礎のできたグッドレスラー」と評価しました。だからこそテーズは杉山相手には1本許したのでしょう。


コアラ草津さんには1本取られることを許さなかったんだよね




3回目は仙台で豊登が挑戦する予定になりました。



TBSプロレスは看板レスラーとして売り出す予定のなかった豊登を駆り出さなければいけないほど日本人レスラーが手薄だったのです。


コアラ実績からいくと豊登が1番ふさわしいと思うけどね



ここでブッカーのグレート東郷が密かにあるレスラーと接触していました。



それは日本プロレス大木金太郎でした。



当時、日本プロレスはジャイアント馬場さんが不動のエース、柔道界から坂口征二が入団、さらにはアントニオ猪木さんが復帰と大木の出る幕はなかったのです。


日本プロレス幹部に不信感を抱いていたところに東郷から「テーズに挑戦させてやる、仙台に来い」と誘われて二つ返事で承諾したのです。


コアラなんと⁉︎ 後に日本プロレスを離脱した坂口さんを酷く非難したのに…



この情報は日本プロレスの知るところとなり、止められましたが大木の意志は固く、辞表まで提出し仙台に向かったのです。



大木はTBSプロレス移籍は確定…と思われてましたが直前で日本プロレスの後援者の説得で大木は移籍を断念したのでした。




結局、仙台大会では予定通り、豊登がテーズに挑戦しました。結果は…テーズの勝ちです。



ちなみに大木が国際プロレスに入団するのですが、これより、ずーーーっと後のことです。



コアララッシャー木村さんがエースの時に入団したんだね



さて、大木金太郎移籍を操っていたのが東郷であると知った日本プロレス幹部は激怒しました。


日本のプロレス界とは関わらないと約束し手切れ金まで渡したのに反故にされ、所属選手まで引き抜こうとした東郷に対し、日本プロレスのユセフトルコ松岡厳鉄を連れて東郷の宿泊しているホテルに押しかけ暴行したのです。


ユセフトルコ


松岡厳鉄



これがグレート東郷襲撃事件です。






つづく





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