1973年4月14日、東京は池上本門寺。
ここには力道山の墓地があります。
レスラーさんがここで写真撮ってるね
池上本門寺に日本プロレスのレスラー9人と芳ノ里、九州山、そして力道山の未亡人の百田敬子さんが集まり記者会見が行われました。
選手会長でありエースの大木金太郎。
「力道山先生の残した日本プロレスの灯を守るために精一杯努力を重ねてきましたが、残念ながら力及ばす、これ以上続けていけない状況に陥りました。日本プロレスの灯は宗家である百田家にお返しして私達レスラーは百田家に預かって頂くことになりました。私達は力道山先生の元に帰ります…。」
大木はそう語り絶句したのです。
事実上の興行のギブアップでした。
大木さん、前日のフリッツファンエリック戦での流血の跡が痛々しいね
敬子夫人は、
「選手は力道山の子、孫のようなもの。路頭に迷わせるわけにはいきません。ひとまず百田家で預かり今後のことを考えます。」
芳ノ里は、
「現在、選手会で行なっているアイアンクローシリーズは20日の群馬大会をもって打ち切ります。」
芳ノ里としてはレスラーの行く末を考えて百田家に預けたのでしょう。
敬子夫人はジャイアント馬場さんの全日本プロレスに全面的に協力しており、大木ら日本プロレス残党は全日本プロレスに上がるのだろうと予想されます。
馬場さんは嫌がるね
4月18日の静岡県焼津市大会ではインタータッグ選手権試合が行われました。
大木金太郎
上田馬之助
(王者)
vs
フリッツ・フォン・エリック
キラー・カール・クラップ
(挑戦者)
この試合は2ー1で挑戦者チームが勝ったのです。
クラップは前シリーズでもジョニーバレンタインとのタッグでチャンピオンになったんだよね
インタータッグ王座は海外流出となり、この後、エリックはタイトルを返上。
クラップが新たなパートナー、カール・フォン・スタイガーを指名しました。その後、ドリーファンクJr.、テリーファンクのザ・ファンクスが奪取し、全日本プロレスにインタータッグが流れます。
4月20日、日本プロレスは群馬県吉井町大会が行われ、メインは
60分3本勝負
大木金太郎
グレート小鹿
vs
フリッツ・フォン・エリック
クラッシャーリバース
2ー1で大木組が勝ちました。
この大会をもって日本プロレスは活動を停止したのです。
つづく
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