今回は新日本プロレスの世代闘争に動きがあった話だね
話題を集めた猪木vs斎藤の巌流島対決。
この対決は猪木さん流プロデュースのプロレスでした。
しかし、当時の新日本プロレスは猪木、斎藤らのナウリーダーと藤波、長州らのニューリーダーとの世代闘争の最中。
話題は世代闘争より巌流島対決が注目を浴びたね。
巌流島対決後、欠場していた猪木さんが10月19日富士市吉原体育館で復帰しました。
カードは…
アントニオ猪木
山田恵一
vs
藤波辰巳
長州力
山田恵一さんって…風になって、後にライガーが現れたんだよね
この試合、山田があっという間にフォールされ、猪木さんは藤波、長州との1対2の試合を挑みます。
しかし、結果は…当時の週刊プロレスの表紙を見ると、
あっ!仲間割れだ!
猪木さんをフォール寸前の藤波を襲ったのは、長州。
長州はマイクを取り、
「藤波、猪木とてめえの首は俺が取ってやる!トップは俺が先に走ってやる!」
と叫びました。
これでニューリーダー側は分裂。
世代闘争は消滅したのです。
はぁ?なんだそれ?
数ヶ月前に長州が叫び呼びかけて、始まった世代闘争。
言い出した長州自ら終わらせるって…
はぁ?
と首を傾げるしかないですよね。
しかし、世代闘争をこのまま続けても、仮に猪木さんをフォールしたとしても、猪木さんを超えることはできなかったと思います。
巌流島対決で猪木さんの力を長州はまざまざと感じたのかもしれません。
猪木さんの力って体力的なものじゃなく、世間に対する力だよね
猪木さん自身も先が見えない世代闘争を終わらしたかった…のかもしれませんね。
世代闘争消滅で欠場中だった前田日明は、
「自分が勝手に宣言し誘っておいて、俺がいない時に勝手に解散しやがって…」
これが後に起きる事件⁈につながっているのでしょう。
やはり当時の新日本プロレスは結局、猪木さん中心に動く流れが続いていきました。
確か…この流れに藤波さんが噛みつくんだよね。まだ後のことだけど…
さて全日本プロレスでは、あっと驚くニュースがありました。
それは次回で。
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