白の執権 〜第128話 黒い鎌倉〜 | 歴史を感じよう

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日本史について感じたこと、調べたことを連載形式で書いていきます。また、神社やお寺、史跡巡りしたこと、プロレスについても書いていきます。わが愛犬てんのことも語っていきます。そして…「オイラ、えいたろうの相棒のコアラだよ。是非読んでね。」

前回まではこちら⬇️




諸行無常の世の中…

我は北条泰時(ほうじょうやすとき)が妹、竹子(たけこ)です。




泰時は父・義時(よしとき)が急死したことで急遽、鎌倉に戻りました。


泰時は途中、伊豆で政子(まさこ)様の忍び・(てる)に会い、鎌倉の様子を聞き…さらに、

輝「義時様は暗殺されたのです。」

と衝撃的なことを聞いたのです。

コアラ輝さんは実は泰時さんの生母の(ひかり)さんなんだよね。



衝撃を受けた泰時は家臣をつれ、急いで鎌倉の政子様の元へ行きました。


北条政子

泰時「叔母上、泰時ただいま戻りました。」

政子「泰時…見違えるほど立派になりましたね。」

泰時「叔母上、我が父のことですが…暗殺されたとは本当ですか?」

政子「輝から聞いたのですね…証拠はありません。ただ、昨年末に義時は病で倒れたのです。」

泰時「病?それが暗殺?」

政子「それから義時は日に日に身体が弱っていったのです。」

泰時「一体、何の病だったのですか?」

政子「証拠はありませんが…義時は毒を盛られていたのではないか…と思うのです。」

泰時「毒!?」

政子「微量な毒を少しずつ…私は義時にそれを忠告しました。だが…義時は笑って…"それがわしの運命(さだめ)なのでしょう"と」

泰時「父は暗殺をあえて受けた…一体誰が…」


ドンッ!!




泰時は驚きと悲しみで手を床に落とし、何も言葉が出なくなりました。



政子様は泰時の肩に手をやり、

政子「泰時、これからはそなたが頼りです。そなたは義時の後を継がなければなりませぬ。」

泰時「……叔母上、今は何も考えることができませぬ。明日、改めますゆえ今宵は自邸へ戻ります。」

政子「わかりました。旅の疲れもあるでしょう。ゆっくりなさい。」



泰時は館へ帰りました。

泰時『一体、いつまでドロドロとしたことが続くのだ…』


泰時はやりきれない思いでした。




一方、政子様は輝と会っていました。


政子「泰時のあの様子…輝…いや光、そなたと同じでしたね。」

光(輝)「そうでしたか…やりきれない思いは今も私の中にあります。鎌倉には黒いものがいつまで続くのかと…」

政子「これで…義時の死で最後にせねばなりませぬ。」




コアラ⬆️この場所は義時さんのお墓…法華堂があったと言われる平場なんだ。鳥居の上には大江広元さんのお墓があるんだよ。




その夜…

「泰時が鎌倉に帰ってきたぞ」
「義時の後継ぎになるためか?」
「そうはさせぬ、鎌倉は我らがもらう…そして、法皇様をお助けするのだ。」
「鎌倉の御家人を味方につけるのだ。」


闇の中で怪しい密談が行われていました。


この密談を輝が密かに聞いていたのです。

それは政子様からの密命だったのです…。





つづく…
コアラ次回をお楽しみに〜




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