白の執権 〜第10話 奥州制覇〜 | 歴史を感じよう

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日本史について感じたこと、調べたことを連載形式で書いていきます。また、神社やお寺、史跡巡りしたこと、プロレスについても書いていきます。わが愛犬てんのことも語っていきます。そして…「オイラ、えいたろうの相棒のコアラだよ。是非読んでね。」

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諸行無常の世の中…

我は北条泰時(ほうじょうやすとき)が妹、竹子(たけこ)です。



1189年6月に亡くなった源義経(みなもとのよしつね)の首が奥州平泉から鎌倉に届きました。

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コアラ義経さんの首はお酒に浸されて送られてきたんだよ。



平泉の藤原泰衡(ふじわらのやすひら)はこれで源頼朝(みなもとのよりとも)様に恭順の意を示していたのです。



しかし…頼朝様は鎌倉にいる御家人たちを集め、

頼朝「今まで謀反人、義経を匿ったことは大罪である…奥州藤原氏を攻める!全国の武士らに馳せ参じよと伝えよ!」

義時(よしとき)「朝廷による追討の宣旨は頂かないのですか?」


朝廷は泰衡追討の宣旨を出さず検討しているところでした。

この時、御家人の1人、大庭景義(おおばかげよし)が進言します。

景義「奥州藤原氏は源氏の家人。それを討つのに宣旨は必要ありませぬ。戦陣においては朝廷より将軍の意向が優先されるのです。」

頼朝「よし!わしも出陣する!」


奥州攻めに集まった兵は28万騎にも及びました。




頼朝様や義時が出立の際、正室の政子(まさこ)と金剛(こんごう、泰時の幼名)が見送ります。


金剛「頼朝様、父上、ご武運を!」

頼朝「おぉ、義時の長男だな。」

金剛「はい、金剛と申します。」

政子「はや6歳になりました。利発な子にございます。いずれは殿に仕えることになりますね。」

頼朝「そうか、この戦は長く続いた争いの終わり、これで全国統一となろう。」

金剛「これで争いはなくなるのですか?」

頼朝「うむ。武士の世になるのだ。では参る!」



政子は頼朝様を見送りながら不安を感じていました。

政子「御家人たちがこの先も従えば良いのですが…」





頼朝様は軍勢を3つに分け平泉に進軍しました。

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※画像はお借りしました。



阿津賀志山(あつかしやま)で鎌倉軍は泰衡の兄・国衡(くにひら)率いる軍勢と戦い、これを打ち破りました。

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コアラ国衡さんは阿津賀志山に防塁を築いたけど鎌倉軍を防ぐことはできなかったんだ。


鎌倉軍は平泉に入り、逃亡した泰衡を探索しました。


そして、頼朝様の元に泰衡の首が届いたのです。



頼朝「これで奥州も制した。」





その後、頼朝様は義時を連れ、平泉の衣川にある館を訪れました。


そこは義経が討たれた場所だったのです。


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義経最後の地とされる衣川館跡に建てられた義経堂



頼朝「…この非情な兄を許せ。武士の世を作るためだ。すまぬ、我が弟よ…。」


頼朝様はその場にうずくまり泣いたのです。

その姿を義時はじっと見ていました。





義時は頼朝様の本当の人間味を見たのでした…。







つづく…
コアラ次回をお楽しみに〜








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