白の執権 〜第11話 姫の前〜 | 歴史を感じよう

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日本史について感じたこと、調べたことを連載形式で書いていきます。また、神社やお寺、史跡巡りしたこと、プロレスについても書いていきます。わが愛犬てんのことも語っていきます。そして…「オイラ、えいたろうの相棒のコアラだよ。是非読んでね。」

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諸行無常の世の中…

我は北条泰時(ほうじょうやすとき)が妹、竹子(たけこ)です。




1189年、奥州藤原氏(おうしゅうふじわらし)を滅ぼした源頼朝(みなもとのよりとも)様率いる軍勢が鎌倉に帰還しました。

コアラ頼朝さんは奥州攻めで全国の兵を召集し28万もの軍勢になったんだよ。


頼朝「政子(まさこ)、無事戻ったぞ。」

政子「殿、お帰りなさいませ。無事のご帰還、嬉しゅうございます。これで殿の敵はいなくなりましたね。」

頼朝「いや、最大の強敵がまだいる。やらねばならぬことはまだまだあるのだ。」

政子「強敵とは…?」

頼朝「…まぁ、その話はよい。明日は此度の合戦の勝利の酒宴だ。準備を致せ。」




翌日、酒宴が行われました。

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酒宴には合戦で活躍した御家人たちが集まっていました。


どの御家人も酒を飲み、歌い舞い、勝利の喜びを感じていました。



その酒宴に一際目立つ綺麗な女性がいました。

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酒宴に参加している武士たちはその女性に見とれていました。

我が父・北条義時(ほうじょうよしとき)も同様でした。


義時「姉上(政子)、あの娘は誰ですか?」

政子「あらっ、義時が女性に興味を持つなんて珍しいわ。」

コアラ義時さんは金剛(こんごう、泰時の幼名)の母、(ひかり)がいたんだけど行方不明になっているんだ。



政子「あれは比企朝宗(ひきともむね)殿の娘で姫の前(ひめのまえ)といいます。」

義時「比企氏の娘…。」


比企氏は頼朝様の乳母、比企尼(ひきのあま)の一族で、比企尼は頼朝様が平治の乱(へいじのらん)で伊豆に流罪となっても頼朝様を支え続けた女性なんだ。


義時が姫の前に見惚れている姿を頼朝様は見逃さず、義時に姫の前を紹介したのです。

頼朝「義時、姫の前じゃ。綺麗な娘であろう。」


義時は顔を赤くして、

義時「北条義時にございます…。」




その後、酒宴は盛り上がり、白拍子の舞が始まりました。

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白拍子の舞を見ていた義時は1人の白拍子を見入って…


義時「あの白拍子は……」


義時には白拍子の中に見覚えのある顔がいたのです…。







つづく…
コアラ次回をお楽しみに〜







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