今回も全日本プロレスだね。'84世界最強タッグ決定リーグ戦の愛知県体育館の波乱、３つ目です。
それは長州力率いるジャパンプロレスの乱入です。
長州らは新日本プロレスを9月に退団し新日本プロレス興行に移籍したことは以前のブログで書きましたね。
元新日本プロレスの営業だった大塚さんに引き抜かれたんだよね。10月に新日本プロレス興行はジャパンプロレスと改名しました。
その後、長州らレスラーは合宿を行っています。
この場所が…どこだったか忘れました！
しょうがないえいたろうだ〜、伊豆あたりかな…？そして長州らは全日本プロレスの11月のジャイアントシリーズの最終戦の後楽園ホールに現われ花道からジャンボ鶴田や天龍らに宣戦布告をしています。
この様子は当時の週刊プロレスに載ってました。
ジャパンプロレスは12月4日、高松でプレ旗揚げ戦を行なっています。
そして愛知県体育館…
世界最強タッグ決定リーグ戦の公式戦の鶴田、天龍vs馬場、木村の試合の途中で観客の長州コールが起こっています。
あ〜、YouTubeの動画を見ると確かに長州コールが聞こえるね。すでに長州らは観客席で全日本プロレスの試合を見ていたんですね。
そして、メインのハンセン、ブロディvsファンクスの試合終了後、馬場さんに挑発され長州らは全日本プロレスのリングに上がったのです。
その時の動画がこちら⬇️
アニマル浜口さんも張り切ってるね〜。愛知県体育館大会の試合はテレビでスペシャル番組として放送されましたが、長州らがリングが上がったところは写りませんでした。
確か生放送だったのですが、当時長州らジャパンプロレス勢はまだ新日本プロレスを放送しているテレビ朝日との契約が残っていたのでしょう。
それにより全日本プロレスを放送する日本テレビには出れなかったのだと思います。
契約って大変なんだね。長州らは'84世界最強タッグ決定リーグ戦の最終戦に参戦、試合をしていますが長州らの試合はテレビ放送はなく、本格的な参戦、テレビ放送は年が明けてからでした。
馬場さんが長州と対峙する、ほんの半年前には考えられないことでした。
愛知県体育館大会で起こった３つの波乱（ラッシャー木村の裏切り、テリーの暴走、長州乱入）は翌年の全日本プロレスの序曲だったような気がします。
肝心の世界最強タッグ決定リーグ戦の優勝はハンセン・ブロディ組、レイス・ニック組、鶴田・天龍組に絞られ、最終戦の横浜文化体育館を迎えます。
おぉ〜、どうなるだろ〜？それは次回で。
にほんブログ村
宜しければバナーをクリックしてね。