八幡の武将 〜綱成隠居〜 | 歴史を感じよう

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日本史について感じたこと、調べたことを連載形式で書いていきます。また、神社やお寺、史跡巡りしたこと、プロレスについても書いていきます。わが愛犬てんのことも語っていきます。そして…「オイラ、えいたろうの相棒のコアラだよ。是非読んでね。」

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世は群雄割拠の戦国時代

わしは北条氏康(ほうじょううじやす)です。



1571年12月、わしの死後、武田(たけだ)との同盟が再び結ばれたのを見て綱成(つなしげ)は氏政(うじまさ)に隠居を申し出ました。

氏政「隠居をしたいと?」

綱成「亡くなった大殿と我らは退こうと話し合っておりました。我が後は嫡男の康成(やすしげ)に任せとうございます。」

コアラ康成さんは綱成さんの長男で既に数々の戦でも活躍していたんだよ。


氏政「康成はよく仕えてくれておるが…」

綱成「私も56、北条は御館様や氏照(うじてる)様、氏邦(うじくに)様の時代です。康成も微力ながら一緒に北条家を支える時なのでございます。私は隠居し影ながら微力を尽くす所存です。」

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氏照(氏康の三男)



氏政は綱成をじっと見つめて、


氏政「…父上の申したとおりだったな。」

綱成「大殿が申されたこととは?」

氏政「父上は亡くなる前にこう申された…」

ーーーーーー

氏康「氏政、わしが死んだら綱成は隠居したいと言ってくるだろう」

氏政「なんと?関東平定には綱成にはまだ活躍してほしいと思っているのですが…」

氏康「綱成はわしと同い年だぞ。此度の深沢城(ふかざわじょう)の守りが最後の務めだ。それに氏政、氏照、氏邦そして綱成の嫡男・康成の時代だぞ。」 

コアラ深沢城の戦いは武田信玄(たけだしんげん)との戦いだったね。

氏政「…隠居を申し出てきたら許せと?」

氏康「うむ。わしからも頼む。綱成は北条家に来る前から戦に立ち向かっているのだ。もう50年近くにもなる。ゆるりとさせてやってくれ。」

ーーーーーー

綱成は氏政の話に感じ入ったのか、うつむいていました。

氏政「父上の頼みでもある…綱成、隠居を認めよう。」

綱成「御館様、ありがとうございます。」

氏政「長年仕えてくれて礼を言う。ただ康成の補佐は頼むぞ。」

綱成「はっ。」


氏政は綱成に頭を下げ礼をしました。

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氏政じゃ、綱成ありがとう。


綱成は家督を康成に譲り、隠居しました。

さらに剃髪、出家し上総入道道感(かずざにゅうどうどうかん)と名乗りました。






しかし隠居した綱成には隠居後、悲しい出来事が待っていたのです…。







つづく…
コアラ次回、最終回です。お楽しみに〜







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