新日本プロレスはIWGP決勝戦で猪木さんが負けたとはいえ、人気は絶好調でした。
IWGP後のシリーズ、猪木さんは欠場でしたがタイガーマスクや藤波と長州の戦いで人気は落ちることはありませんでした。
しかし、8月にタイガーマスクが突然の引退。
さらに次のシリーズ前に新日本プロレス内部のクーデターが起きていました。
人気絶好調の新日本プロレスの利益を猪木さんが個人で行なっているアントンハイセルという会社に注ぎ込んでいるのではないかと新日本プロレスのレスラー、スタッフ等々が疑っていたのです。
そしてタイガー、山本小鉄、藤波、営業部長の大塚らが決起!
新日本プロレスの取締役会議の結果、猪木さんは社長辞任、副社長だった坂口征二さんも辞任、猪木さんの参謀だった新間寿さんは謹慎(後に退社)となり、新日本プロレスは山本小鉄、大塚、テレビ朝日から出向していた望月の3人の代表取締役の体制で運営することになったのです。
クーデター後に行われたシリーズの田園コロシアム大会で試合欠場していた猪木さんが復活!
試合後、猪木さんが「おまえら!こざかしいことをせず堂々と俺にかかってこい!」とマイクで叫びました。
当時、この新日本プロレスの体制が変わったことを週刊プロレスで読みましたが…何が起こっているのか、よくわかりませんでした。
後にテレビ朝日の重役が「猪木なしで新日本プロレスは続けられるのか?猪木が新日本プロレスを辞めたらテレビ朝日は放送を辞める。」との一言でクーデターを起こした3人の体制は失速。
11月に猪木さんが社長、坂口さんが副社長に復帰しました。(新間さんは退社のまま)
しかし、このクーデターの余波は後にも続いたのです。

