滝神社と藤原純友 | 歴史を感じよう

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日本史について感じたこと、調べたことを連載形式で書いていきます。また、神社やお寺、史跡巡りしたこと、プロレスについても書いていきます。わが愛犬てんのことも語っていきます。そして…「オイラ、えいたろうの相棒のコアラだよ。是非読んでね。」

ネットで滝神社を調べていたら、面白いことがわかりました。

滝神社は2度焼失していて、2回目が「天正の陣」の時。(新居浜市の寺社は「天正の陣」にほとんどが焼失してますね。)

1回目が939年「天慶の乱」!

「天慶の乱」といえば「藤原純友」と「平将門」が起こした乱。将門は関東なので関係ないですが純友が起こした「藤原純友の乱」に滝神社が巻き込まれていたとは⁈

939年は純友の配下が摂津国で藤原子高らを襲撃した年。

新居浜でも何らしかの争いがあったと思われます。

…新居浜が純友らに襲われていたなら、新居浜の住民は純友を恐れた。それで純友が亡くなった後、純友の祟りを恐れ、「中野神社」に祀った…一つの仮説ですが、こんな考えもありますね。

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中野神社の石碑

逆に住民を守る為に朝廷軍と戦ったとも考えられます。

いずれにせよ純友に関することが滝神社でも出るとは思いませんでした。

天慶の乱で焼失した滝神社は946年に再建され、1585年「天正の陣」で再び焼失、1637年に再建されてたようです。

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滝神社の境内