36 疑心暗鬼ということかな?
疑心暗鬼ということかな?
本当に相手が認知症かどうかなど、
誰が決められるのだろうか?
頑固一徹で人の話を聞かないオヤジも
よくその話を聞いてみれば
けっこう筋が通っているなと感心することがある。
逆に筋が通っているから反論できないこともある。
話ができないと思っている頑固おやじも、
その頑固オヤジを恐れている息子も、
お互いが自分の生き方を曲げないだけかもしれない。
だから言い合いが起こり、喧嘩になり、
相手を気違い扱いしたいり、認知症扱いしたくなるのだと思う。
お互いにもっと優しく接することができないものだろうか。
できないのだろうな、
だからお互いに不安や怒りを感じて薬が必要になる。
どうしたらよいのだろうと深く考えてしまうけれど、
僕にできることは傾聴しかない。
双方の話をじっくり聴いてあげれば、
不安や怒りを鎮め、
なんとか優しい気持ちで接してもらえるかもしれない。
親子なんだよね!
イエス•キリストは「平和ではなく剣を」
と確かに言っている。
親子の縁を切る、と言っている。
でも、その後に、
愛し合いなさい、と最も重大なメッセージを残している。
だれが人を認知症と決めつけることができるのだろう?
35 GPA制度って嫌だな
GPA制度って嫌だな。
今、大学では成績をS、A、B、C、Fで付けている。
ちなみに、Fは不合格。
多くの学生たちが真面目に授業を受けてくれていた。
それは、試験の結果を見れば分かる。
Sを当然取れる学生も沢山いたし、
Aの学生も半分以上いた。
なのに、GPA制度で評価を付けてくれという学校からの依頼が来る。
Sは受講生数の10%以内、Aは20%以内に限定しなければならない。
僕はSの学生の何人かをAに修正し、Aの学生の何人かをBにしなければいけない。
本当に嫌だなと思いながらも修正を加えている自分がいる。
これが、マルクスの言った、
労働力を売ることでしか生活手段を持たない多くの人びとを
作るための作業なのだろうか。
資本家に搾取される労働者には学生たちをならせたくないな。
だから、僕は何らかの生産者になりなさいと学生たちを激励する。
何かができる能力を身につけ、その能力で生活手段とする、
そうすれば、立派な生産者になれる。
人に親切になれるのも立派な能力だ。
親切な人は人びとを引きつける能力がある。
多くの人たちがその人のまわりに集まるだろう、
だから商売繁盛となる。
学生たちのどんな能力を育てられるか、
それが問題だ。
僕は、GPA制度は嫌だなと思う。
労働力を売ることしかできない人びとを作るシステムだと思う。
34 両親に見放された子供は
両親に見放された子供は
立派に大人になっても独り立ちできない。
父親は自己中心的で自分が正しいと信じている。
母親も自己中心的で自分が正しいと思っている。
そんな二人はなんで結婚し子供を儲けたのだろう、
いつも軽蔑し合い、憎しみ合っているのに。
そんな二人はなんで離婚しないのだろう、
もう家族ではないのに。
子供はお父さんとお母さんが好きだ、
なのに彼の心の中で、
お父さんとお母さんは言い争っている。
心の中の両親が愛し合わないかぎり、
彼に平和は訪れない。
彼は両親からお金を与えられて飼われていた。
だから飼い主に従うしか生きていく知恵がない。
父親を選ぶか、母親を選ぶか、
それが問題なのだ。
なのに、両親は自分の命令を聞かないペットを捨てた。
両親に見捨てられた子供は
体だけは大人になったのに、
独り立ちできない。
神様、これは僕の質問です。
僕はどうすれば良いのでしょうか。