現場を変えよう!B型デイ施設長の業務改善!改革!   「業務日誌」 -3ページ目

母から学んだ

59歳の母の死より

自分自身の死を考えた。

愛する人達を残して、今は死ねないと思った。

母はいつも、足に障害を持って産まれてきた自分を心配していた。

親としての責任なんだろうと自分なりに理解しました。

いつになっても親は親なんだ。
子を持った自分も母と同じ立場だったらそう思うだろう。

血縁たる親はもう、自分にはいません。どうか、このブログをよんで下さったみなさん。
親を大切にして下さい。
親の愛情は、子供の当人が思う以上にとてつもなく、大きいものなのでしょうから。
どうも、最近眠れない夜です。

でも大丈夫です。少しずつ前を向き始めています。人には時の経過のみが解決してくれる壁があるのかもしれません。でも、それを意図的に早める努力は出来るものだと自分は思います。

最愛なる母へ

母さんへ


控えめで、自分は差し置いて他人の事ばかり気にする母さん


私が夜遅く帰ってくると必ずといって良いほど


居間に来て、一言


「体には気をつけなよ。」と言葉をかけてくれたよね。



おととい倒れて、昨日の晩に旅立ってしまった母さん。


その前の晩、口げんかをして「ごめんね」も言えず


3人の孫がわいわい騒ぐ中、その声を楽しんでいるかのようにして眠ってしまった母さん。意識のないまま頑張って、頑張って、孫達全員の声を聞いて旅立ったんだよね。みんな揃うまで頑張っていたんだよね。


もう、無理しなくて大丈夫だよ。


後は、父さんと、弟とむこうで楽しくやってください。頑固な父さんの世話焼いてあげてください。


母さん


私を産んでくれてありがとう。


安らかにお休み下さい。









時代の流れの中で

久しぶりの更新になります。

昨年より、専門学校の高校生に介護を教える機会に恵まれました。
人数は少ないけれど、一生懸命な姿に引き締まる思いになります。
しかし、何かが足りない。
学ぼうとする意志なのか…
『甘い』と感じる事が多々あります。
時代なのか、?
私たちは、とても恵まれています。
でも、この生ぬるい世の中が、日本人を堕落させている様にも思えるのです。
苦労をせよ!と言っている訳ではないのです。でも、苦労を知らぬ事で少々のプレッシャーや、目の前の壁に潰されそうになる人を見る事があります。
人の価値観は多様。
でも、自分が今まで経験した様々な出来事に感謝したい。

みなさんは?死を真剣に考えた事はありますか?
電気、ガス、水道がとめられた事はありますか?
子供では到底解決できない問題に、日々恐怖に怯えて生活した事はありますか?
今となってはその経験が自分の宝物です。