皆様お疲れ様です。
ちょっと前から地球に
レモン彗星という彗星が接近してる
なんていうニュースがやってましたよね。
なんでも1000年周期でやって来るらしく
次はもう見ることは出来ない
そんな彗星なんですけどね
でもどうやら肉眼で見る事は
ちょっと難しいらしいというのも
テレビでやっていたんです。
でも私はそんな事全く知らず
レモン彗星来てるって！って言って
それはちょっと見てみたい！な感じに
なりはしたのですが
その日はあいにくの雨
奥さんや娘と彼氏は
見れないじゃん！となり
完全に諦めてお酒を飲み始めました。
でも1人
彗星を諦めない男が！
それは次男(笑)
いやいや
見えないって
と説明しても
「行くだけ行ってみよう！」と引き下がらず
ていうかそもそも
レモン彗星が見えるのは夕方で
その時の時刻はもう21時を回っていたんです。
だけど彗星を見に行きたい次男。
というか
ただ単にドライブに行きたいだけというね(笑)
ま、なんとなく
分かってはいたんですけどね
というわけで
久しぶりに次男とドライブに出かけてきました。
走るのはいつもの山道コース
長男ともよく出かけました。
一応空がよく見えるポイントまで
車を走らせましたが
天気は悪いので何も見えません。
まぁ、当然なんですけどね
次男はドライブになると
ドライブ専用のプレイリストを流します。
その選曲が
まぁーーー、長男にそっくりで(笑)
そっくりなんだけど？
って言うと
意識は全くしていない
と答える次男
むしろそっちの方が凄いし
私としては嬉しくなるんですよね。
意識はしていなくても
ちゃんと影響は受けていて
我が家のDNAか!?ってくらいの
プレイリストが続きます。
ちなみにこの時流す曲は
何故かアニソンです(笑)
そしてこのドライブコースには
とある場所の前を通る道になっています。
…それは、火葬場
長男の旅立った場所です。
私は
長男が亡くなってすぐの頃
この場所に来るのが嫌でした。
悲しくなってしまうからです。
でも、今はちょっとだけ違うんです
もちろん悲しくなる時もありますが
どちらかというと
「長男ゆかりの地」みたいな感じが
してきてるんですよね。
理由はなんか少し寂しいですけど
長男が亡くなってしまって
思い出の場所が増えないし
むしろ閉鎖されたり変わってしまって
減っていってる今の状況。
どんな形でも
長男を感じられる場所が
なんだか愛おしいような
そんな感覚を私は持っています。
火葬場が見えてきて次男に
「火葬場だよ」と言いました。
次男は
「〇〇(長男)の？」と聞いてきたので
「そうだよ」と答えました。
少し沈黙のあと
……会いたいなぁ。と次男がポツリ
それを聞いて
涙腺崩壊しそうになる私。
もちろん
そうだよな、会いたいよね。
っていう気持ちもあったんですけど
次男が長男に会いたいって
思っていてくれている事に
なんか嬉しくて
そりゃ当然思ってるでしょうとは
思ってはいましたが
こういう事を次男は口に出さないし
素振りも見せない。
もちろん家族が亡くなったわけだから
悲しい気持ちはあると思います。
当時は良く話していましたが
今はもう家族で長男の話は
あまり出なくはなりました。
個々に想う事はあったとしても
それをお互い出さないようにして
心の浅い部分で過ごしているんだと思います。
それがドライブというきっかけで
ほんの少しだけど
次男の心の深い部分が垣間見えた
とても嬉しかったです。
そして続けて次男が
オレが死んだら〇〇(長男)に会えるよね。
と言うので
会えるけど
まだ会いに行かないで
俺が困るから！(笑)
と言うと次男は爆笑
じゃあパパが会いに行くのが先だね！
っていうので
そうだけど
まだ会いに行かせないで！(笑)と答え
またまた次男爆笑(笑)
何してるのかなー？っていうので
楽しく過ごしてて
今もこっち見てるんじゃね？と話して
次男も「そうだねー」と
なんとなく長男に想いを馳せているような
感じがしました。
次男と話をしながら
やっぱりまだまだ私は
長男を色々な場所へ連れて行かなきゃな！と
思ってみたり
次男の家族へ対する愛情を
再確認してみたり
短い時間のドライブでしたけど
気持ちをオープンにして話せる
このドライブはいいなぁと
思った私なのでした。
久しぶりに綺麗な朝焼けに遭遇！
やっぱり日の出は冬だなぁと
これから写真の楽しい季節が
始まる予感も感じちゃいました
最後までお読みくださり
ありがとうございます。
はじめましての方へ
よろしかったら
こちらもお読みいただけますと幸いです。
私の新しい人生の出発点です
また、グリーフケア写真部の活動も始めました
ご興味がある方は自由なスタイルやペースで
写真を撮ってみませんか？
もしも撮ったら
#グリーフケア写真部 でアップして
みんなで共有していきましょう！
どうぞよろしくお願いいたします。