ただ吐き出したくて昨日から書き始めたところ

多くの方に見て頂き感謝申し上げます。


本当は気持ちの整理がついた頃

もっと先に書こうかと思っていましたが

やっぱり書こう!と思いましたので

息子が亡くなった日から葬儀までを

書いていこうと思います。


長くなりそうなので

いくつかのパートに分けようと思っていますが

自分の気持ちが追いつかなくなったりするかも

しれませんので、飛び飛びになったりするかもしれません、その際はご容赦ください。


息子は亡くなる2日前から風邪のような症状がありましたが、かかりつけ医で診てもらい

コロナでもインフルでもないということで

明後日から会社へ行っていいよと言われていました。


熱も最初は38度ありましたが、すぐに下がり

明日からでも出勤出来るのではないかというくらい

元気でした。

私は仕事のため早く寝てしまいましたが

息子は12時過ぎに「おやすみ」と言って

寝たそうです。


次の日の夕方、家族から連絡がありました。

息子が死んでる、早く帰ってきて と

私は頭の中がパニックになりながらも

現実だと思えずどこか不思議と冷静でした。


急いで車で自宅へ向かいました

家に着く直前、前を走る車のナンバーが

息子の誕生日と同じ数日でした。

それがお告げのように感じてしまい

なんとも不思議だなと思いながらも

何故か感覚的に亡くなったんだって

思いながら家に着きました。


家に着くと警察の方が大勢いました

人数は分かりません。

リビングには妻、妹、弟、母がおり

父は今こちらに向かっているとの事でした。


妻から話を聞くと

夕方になっても起きてこないので

様子を見に行ったところ亡くなっていた

との事でした。


現実を認めたくない

あいつの部屋に行って確かめたいけど

怖くて行かれない、そんな気持ちでしたが

意を決して警察の方に

顔を見ても良いですか?とたずねました

警察の方は「わかりました、しばらくお待ちください」と言って2階の階段を上がり

息子の部屋へ入って行きました。

私は部屋の外で待ちました。

何分経ったかは分かりません

警察の方から「どうぞ」と声をかけられ

私は部屋へ入りました。


そこには

穏やかな顔で

いつもの服で

いつもの寝相で

ただ寝ているだけの息子がいました。

でも顔色は悪く

あぁ、本当に亡くなったんだって

現実を突きつけられました。


その後はあまり記憶はないのですが

人生で一番泣きました

一番大きい声で泣きました

なんでだよ!って言ったのは覚えています。

気付いたら妹が泣きながら私の背中をさすってくれていました。

その後ろで弟が泣いていました。

私は2人を抱きしめて3人で思いっきり泣きました。


その後はリビングに降り

警察の方から各種説明を受けました。

遺体は検案になるので運びます

明日死因等をお伝えします。

検案後、自宅か葬儀場へお運びします。

他にも色々言われましたが

覚えていません。


息子が自宅から運び出される前にもう一度

皆で会いに行きました。

その頃には父も戻ってきており

6人で再び息子の部屋に入りました。

やっぱり穏やかな顔で寝ていました。


皆で顔をさすりながら

ごめんな、ごめんな と

気付いてやれなかった自分を責めて

息子を見送りました。


その日の夜ほど眠れない夜はありませんでした。

最初に部屋に入った時の姿がフラッシュバックしてしまい、寝ようとすると起きてしまいます。

そして頭の中は「何故なのか?」「どうして?」

という疑問と、「ごめんね」という息子への謝罪の気持ちで張り裂けそうでした。


その②へ続きます…