皆様お疲れ様です。
今回は「心の蓋」について
書いていこうと思います。
最近
悲しい時とそうでない時の
差が結構はっきりしてて
蓋の開閉みたいなものを
くっきり感じたりするんですよね。
それで
くっきり感じるってどういう事だろう?って
考えてみたんですけど
どうやら
「心の蓋」自体にも
色々種類があるような…
そんな気がしたのです。
種類というか
私的には一年経って
パワーアップしたんじゃないか?
そんなふうに思うんですよね。
ここからは
完全に私の仮説の話になるのですが
みんな誰しも心の蓋は
持っているんだと思います。
例えば
大切な人を喪ったばかりの頃も
もちろん蓋はあるんですけど
紙の落し蓋レベルで
悲しみがダダ漏れなわけです。
私もきっとそうだったんだと思います。
何をしてても
悲しくて悲しくて
涙は止まらないし
気を紛らわそうとしても
長男の事ばかり考えてしまう
そんな日々でした。
この時はペラペラの落し蓋
だったのではないかと思います。
それが一年経ってみて
気がつけばちゃんとした蓋になって
しっかり閉まる事が出来るように!
でも、蓋を開けてみると
中はグツグツ煮えたぎる悲しみ
ずっと閉めてると
吹きこぼれたりしてね
涙や思慕となって現れるわけです。
多分閉まる蓋も種類があって
木の蓋、鉄の蓋、鋼の蓋みたいに
強度も違ったりするのではないでしょうか
多分、今の私は鉄の蓋くらいかなと
勝手に思っています。
これに蒸気を逃がす穴が
ちゃんと空いてたら
そこまで吹きこぼれなかったりとか
してるのかもしれません。
でも今はおかげで
開けたり吹きこぼれなければ
普通に過ごす事が出来るようになりました。
とはいえやっぱり中が気になって
開けて見てみるんですよ
それが私でいうところの
遺影をじっと見つめて
色々考えたり、語りかけたり
している事なんだと思います。
最近はやっぱり
遺影を見ると
なんか悲しくてね
亡くなった事が
信じられないような気持ちが
再燃しているんですよね。
なんでお前は写真になって
笑っているんだろ?って
本当は違ってるはずだよな!?
自分の子供が死ぬなんて
宝くじに当たるより難しいぜ![]()
そんな事を思うと
心の蓋は吹っ飛びます。
まだまだ蓋の強さより
悲しみの方が上なんですよね
……でも、そりゃ当たり前か![]()
この蓋がこの先どんどん
パワーアップしていったら
蓋が吹っ飛ぶ事が少なくなっていくのかな?
そもそも蓋のパワーアップのさせ方が
分からないですけどね![]()
でもこの「心の蓋」という存在を
きちんと意識して使っていく事が
長男と上手く付き合っていく
コツなのかもしれないですね。
もちろん思いっきり長男に浸って
悲しみをぶちまけたい時もあると思うので
そういう時は
自分で蓋が開けられたら良いのでしょう。
蓋も最終的には「天空の蓋」みたいな
(ドラクエか!笑)
ただ強力っていうだけでなく
長男を感じつつも悲しくならなくて
愛や感謝に満ち溢れるように
なれたら最高なんだけどなー
これからも私の「心の蓋」を
鍛えていきたいなと思います。
旅行中に見た桜の別写真です。
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