皆様お疲れ様です。
先日、ブロ友さんとの
コメントのやり取りをさせていただいていて
自分の過去の記事を読んでみたくなり
少し遡ってみたんですよね。
どのくらい遡ったかというと
4月5日の記事
実に半年以上も前の記事です。
この頃は長男が亡くなって
そろそろ3ヶ月が経とうかという頃
思い返してみると
この頃はまだまだ自分の心に
整理がついていなかったような気がします。
整理がついていないながらも
もがくように運命と気持ちに抗って
どうしたら前を向けるのか?
どうしたら悲しくならないのか?
どうしたら穏やかに過ごせるのか?
そんな事を日々模索していました。
それでこの記事なんですけどね
読み返してみたら
結構良い事書いてあったなと(笑)
そして、早い段階で
この事に気付けたのは良かったな。
…と、思ったんです。
詳細は読んでいただくと分かるのですが
悲しくて辛くて
自分の人生を
呪うように日々過ごしていたこの頃。
若くして亡くなってしまった
長男の人生を嘆いていたわけですが
よくよく考えたら
短かったけど
幸せな人生だったんじゃないか?と
気が付くわけです。
亡くなってしまった事で
全てが不幸で覆い尽くされてしまったと
思っていたけど、それは間違っていて
亡くなるまでの長男の人生は
愛や希望に満ち溢れていた。
たしかに一時期大変だった事もあったけど
それも乗り越えてきたし
大好きな家族や友達と
いつも笑って過ごしていた長男。
短かったという事以外
これのどこが不幸なんだろうか?
またこの「短かった」というのは
私達から見た話であって
長男には関係なくて
今の彼にはきっと後悔とかそういうものは
一切無いのだと思う。
だからその長男の人生を
不幸だと悲しむのは
彼の生き様を否定してしまう事であり
長男はもちろん、自分をも否定する事になる。
もしも亡くなる運命だったとしても
長男が誕生しなければ良かったのか?
絶対、違う!
私が奥さんと結婚しなければ良かったのか?
多分、違う!(笑)
色々な偶然や奇跡が重なって
長男という存在が誕生した
これこそ真の奇跡であって
素晴らしい私の人生の1ページなのだ。
だから長男が不幸だというのは
間違っている。
そりゃ、もっともっと生きていて欲しかった
でも幸せか不幸かという話はまた別で
その人なり、その年齢なりの
幸せな人生の歩みがある
長男よりも若くして亡くなった子だって
不幸なんかじゃない
逆にめちゃくちゃ長生きしたからって
私達の子供よりも更に幸せという事でも無い
みんなが幸せなんだと思う。
確かに年齢を重ねれば
見られる景色は違うかもしれない
でもそれは違ってて
生きてきた時間の中で
その子や私達が、どういう景色を見てきたのか
どれだけ愛情を注ぎ注がれたのか
その過ごした時間が大切なんだと思う
だから、アイツの人生は幸せだったと
それを親である私が
認めてあげなくてはと思った
生まれてこなければ良かった子供なんか
一人だっていない。
だからこの先も長男と一緒に生きていく
私が長男の誇りを胸に噛み締めていく。
そうする事で
長男はもっともっと輝きを放つ![]()
それが長男の人生を意味のある物にする
方法なんだと思う。
共に生きるという事なんだと思う。
だから私は前へ進む
笑って、誇って、楽しんで
泣いて、悲しんでも
セロトニン浴びて
ここで愚痴吐いて
また歩き出す。
そして最後はみんなで幸せになるんだ!と
改めて覚悟を決める事が出来ました。
でもこの記事
当時の私と今の私
変化していた事があります。
この時は自分の人生を
悩んだ上で「不幸」だと書いています。
きっと自分を俯瞰して見て
若くして子供を喪った親というものは
幸せには見えないかなっていう
思いから「不幸」って書いたんだと思う。
でも今は違う!
問答無用で「幸せ」って答えられる!
人間生きていれば
悲しい事なんかいくらでもある
その悲しみを噛み砕いて飲み込んだ上で
幸せって成り立ってるんだと思うんです。
じゃあ確かに今
私はこの悲しみを
噛み砕いて飲み込んだのか?と聞かれたら
NOと答えます
では何故か
まだ噛み砕いても飲み込んでもないけど
今はその先の未来を見てるから
この困難に立ち向かいたいと思っている。
だからそれ込みで「幸せ」なんです。
絶対に不幸なんて言わないし言わせない
自分が不幸ってなったら
長男も不幸って事になってしまうから
最後自分が死ぬ時に
「色々あったけど良い人生だった!」
「長男待ってろ、今行くからな!」
こんなふうに思えたら最高だと思う。
そして長男に
「色々あったね、でもやってくれたよなぁ!」
「カッコよかったよ、ホント」みたいに
今度は長男に誇ってもらいたい![]()
だって俺の事ずっと見てるんだろ?
知ってるぜ![]()
だからこれからも一緒だなぁ
俺とお前はよ!
生まれてきてくれてありがとうーーー!
うぉーーーーーーーー!
いくぜぇーーーーーーーーーーー!


