皆様お疲れ様です。



本当なら前回の続き

「私のグリーフ②」を書く所でしたが

先に書きたいなと思った事があったので

今日はそちらを書こうと思います。






私の亡くなった長男の名前には

「優」という文字が入ります。



結構過去の記事になっちゃうんですけど

「優しさで物事をおさめて欲しい」という

願いを込めて名前を付けました。

よろしかったらこちらもどうぞ



本当に長男は私達の願い通り

優しい子に育ってくれました。



時々その優しさで

自分が損をしてるような時があったり



友達をもてなしたい一心で

家に呼んでみたものの

大勢呼び過ぎて

おかげで家族全員が犠牲になったり(笑)



当時は文句も言いましたが

今となっては全てが

「アイツらしいな」っていう

思い出ばっかりですキラキラ



そんな事を色々思い出しながら

この記事を書いていると

やっぱりどうしても

「なんでアイツ居ないんかな?」っていう

気持ちになって寂しくはなりますね。




そんな「優」という文字




車の誕生日ナンバーとかと同じで

街などでふと見かけると

ちょっと悲しくなるけど

なんか嬉しい気持ちになります。



ラッキー!ってウインク



嬉しい気持ちが最終的に勝ちますグッ




それで先日

歌を聞いていたら

歌詞の中に「優」を見つけたんですね



まぁ、度々出てきます

ASIAN KUNG-FU GENERATION

なんですけど口笛



「海岸通り」っていう曲なんですけど

今まであんまり意識せずに聞いていたせいか

全然気づかなかったんですけど



急に見つけちゃったら

なんか愛おしくなっちゃって

元々好きな曲ではありましたが

更に好きになったわけです。





あれがない これがない

どんな希望も叶えたい欲張り

そんな僕らの足りないものだけ

そっと包むように

夕凪の最後には優しく揺らぐ風

海岸通りに春が舞う






…っていうサビの歌詞なんですけど

勝手に凄くイメージしてしまったんですね



曲全体の意味などとは違うとは

思うんですけど



すごく穏やかな夕凪の短い時間

その最後に風になった長男が

優しく包んでくれる



聞いてると

一緒に居るんだよなって思える



曲自体がとても穏やかな

曲という事もあるんですけど


聞いてるだけで癒されるような

不思議な気持ちになったんです。



それからというもの

毎日聞いてるんですけど


歌詞の中に見つけるというのは凄く良いな!と

気付いたんです。


道ですれ違う誕生日ナンバーも

めちゃくちゃ「ラッキー!」って思うけど


いつでも聞ける歌に見つけるのは

また違う良さがあって


メロディもあるから

凄く心に沁みてくるなぁと思いました。



そしていつものように「海岸通り」を聞いて

そろそろ出勤だなと

思いながら家のドアを開けて

門へ向かおうとした時




1匹の「赤とんぼ」が目の前から

飛び立っていったんです。



赤とんぼ!?

秋じゃないのに!?


なんて思うと同時に



赤とんぼは神様のお使い

ご先祖さまの魂を運んできてくれる



そんなことを子供の頃

母から教えて貰ったことを

思い出しました。



私、虫とか鳥とかに

今まで長男を感じた事は無かったんです。



でもこれは感じざるを得ない



調べてみたら秋に見るとんぼとは

種類が違うみたいですけど

そんな事は関係ないんです。



今、このタイミングで現れたかどうか



その一点のみだと思います。



赤とんぼが長男の魂を運んできてくれたのか

それとも赤とんぼが長男だったのか

そこは分かりませんが


朝、私のためだけに

赤とんぼがそこに存在していた

それだけで充分です



その日は朝から

とても穏やかな気持ちになりました。



曲は春だったり

赤とんぼは秋だしで

季節感めちゃくちゃですけどね(笑)



そんな所もアイツ(長男)らしい照れ

まあ、少しめちゃくちゃな奴でしたので

そこはオッケーでしょう!OK




久しぶりに色々と

長男を感じた日の話でした。





ちなみに



母から赤とんぼのことを

教えてもらってすぐ

小学校の授業で俳句を書いたんですけど

先生から褒められたことを

思い出しました(笑)









赤とんぼ

神のおつかい

ごくろうさん





まだ覚えていました(笑)




お粗末さまでした照れ





最後までお読みくださり

ありがとうございます。










はじめましての方へ

よろしかったら

こちらもお読みいただけますと幸いです。



私の新しい人生の出発点です

どうぞよろしくお願いいたします。