皆様お疲れ様です


月命日を終えて

次は四十九日法要に向けて

時が進んでいきます。

準備もだいたい終わってきて

少し身体に余裕が出てきました。


お通夜の記事に書いてありました

お礼状の文について

書こうかなと思います。


通常、お礼状ってイメージですけど


○月○日

父○○が逝去いたしました。

云々~~


みたいなやつですよね💦


てっきり私もそういうものだと

思っていたんです。

でも出来上がったものは全然違いました。


最初の打ち合わせの時に

息子について

色々インタビューされたんですけど

これどこで使うんだろ?戒名とか?

なんて軽く思ってた程度だったんですけど

実はこのお礼状に使われていたようです。


葬儀後に会社の人やご近所さんに会う度に

あのお礼状凄くよかった

人となりが良く分かってよかった

涙で最後まで読めなかった

素敵過ぎて鞄に入れて持ち歩いてるの!

などなど


ご好評?といいますか

反響がものすごかったです。


2回目の打ち合わせの時に

それは知らされたんですけど

葬儀場の支配人の方が

「お礼状の文が出来ましたので

今から私がお読みします

表現や誤字などご確認いただけますか?」と

おっしゃいました。


その時はまだ

簡単なご挨拶の文だと思っていたので

はい、どうぞ と

答えましたが

支配人が読み出したとたん

あまりの文章に

感情全部もって行かれてぶっ飛びました。


聞きながら涙は流れちゃうし

読んでる支配人もつられて泣くという

まさかのプロも涙する

素敵な挨拶文でした。


本当にこんなに心のこもった文章を

作ってくださったスタッフの方に

感謝しかありません。


ちなみに居酒屋のマスターが

突然現れたのはそのタイミングでした笑


せっかくなので挨拶文を

ご紹介させて頂きたいと思います。

表現や言い回しなどは

多少ぼやかしたり変更していますが

内容はほぼこの通りです。


○○の生きた証は心の中で生き続けます


優しい人になって欲しいという

私達の願いの通り○○は

とても優しくて思いやりのある子に育ちました。

とにかく友達が好きで 家族が好きで

楽しいことが大好き 学校のイベントでは

中心になってみんなを引っ張り

いつも賑やかな輪の中にいたことを

思い出します。

免許を取った最近は

車の運転がたのしかったようで

友達や家族を乗せて

色々なところへ出かけていました。

妹や弟とは喧嘩は日常茶飯事だったのですが

そこはやっぱりお兄ちゃん

いざという時には2人を守り

みんなが暗い顔をしていれば

おちゃらけて笑わせ 我が家に

笑顔の花をたくさん咲かせてくれました

お別れはあまりに突然ですが

姿は見えなくとも心はそばにあります

みんなにめいっぱいの愛をくれた○○へ

思い出という宝物をくれた○○へ

私達からも全力の愛を伝え

笑顔で見送ります

「生まれてきてくれてありがとう

みんな○○のことがずっとずっと大好きだよ

生まれ変わってもまた家族になろうね」

                                    ~両親より

長男○○は令和六年一月十日

満二十一歳にて生涯を終えました

お世話になった皆様へ生前のご厚情に

深く感謝を申し上げます

本日はご多用の中 ご参列いただき

誠にありがとうございました

略式ながら書状をもって御礼申し上げます。



最後までお読みくださりありがとうございました!


あー、やっぱりダメですねー

涙でましたわー笑