初めて富士山を生で見たのは、中学3年の時の修学旅行の新幹線の車窓からでした。
初めて見る富士山はとても美しく雄大で、こんなにすごい山が日本にあるんだなあ!!と感激しながら、見えなくなるまでずっと、追いかけるように見ていました。
そのずっと後、坂本龍馬の富士山にまつわるエピソードを知りました。
龍馬が元盗賊のお供を連れて、初めて富士山を見た時、
「血気盛んな時期にこの光景を見て、何か感じる者とそうでない者とは明らかに違う。お前は最初に富士山を、見た時何か感じたか」
と、その元盗賊に尋ねたのです。
なんだかパッとしない反応のその元盗賊。龍馬に、
「じゃあ旦那はこの景色を見て何を感じたんですか?」
と聞き返します。
「そんなんだからお前は盗賊になんぞなったのだ。俺は日本一の男になろうと思った」
と龍馬は答えます。
龍馬のかっこいいところは、
気まずさもへったくれもなく、自分をめちゃめちゃアゲて、相手を全否定しちゃえるところ。まあその元盗賊からしたら、なんだコノヤロウと思ったでしょうが、何も言い返せなかったでしょうね💦
同じものを見ても、感じ方はそれぞれ。
ですが、龍馬とこの元盗賊との違いは、このエピソードにある富士山を見てどう感じたか、だけでなく、世の中の様々なものにどれだけ関心を持ち、心を動かされてきたのか、その積み重ねの差にあるのだと思います。
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夏期講習をしていて、興味深く見ていることのひとつに、「プリントの扱い」の差があります。
講習の合間の自習時間、前に配ったプリントを見直してノートにやり直している生徒さんもいれば、
講習終了と同時にバッグにプリントをしまい込み、二度と見返すこともない生徒さんもいます。
正に、富士山だよなあ、と思うのです😅
巡り会ったひとつひとつの景色、
巡り会ったひとつひとつの問題を、
心に残そうとするも、
一瞬にして過去のものとするも人それぞれ。
龍馬をかっこいいと思うか、
元盗賊の藤兵衛みたいと思われてもいいか。
そもそもこんな喩え話に興味などないか。
そこもまた人それぞれですね。