今、うちには??匹のめだかがいる。
「夜桜」、「ひかり」、「ちろ」にたくさんの稚魚たちである。
時々、その様子を綴りたい。
(前回のおはなし)
以前、丸鉢を置いていたところの床面が濡れていたことがあった。
そのときは、置く前の底の拭き取りがしっかりできていなかったのかなと思っていた。
従って、段ボールにビニールを巻いたのを下に敷いて、位置をずらして置いていた。
ここの部屋の床だが、水気を吸うと色が変わってしまう。
当然、最初に置いていた場所も色が変わっていた。
普段は乾いたら元に戻るのだが、今回はなかなか戻らない。
拭いたらとれるかと掃除をしようとした時に、丸鉢の下に敷いた段ボールを触ってみたら、ぐじょぐじょであった。
すぐに丸鉢の水漏れだと気づいた。
名の知れたメーカー製のものだったので少し驚いた。
届いたとき、確かに板厚が薄い製品だったので大丈夫かな?とは思っていたのだが…まさかである。
今度は実物を見てしっかりしたものを選ぼう。
このままだと、床の色抜けの範囲が広がるだけなので、風呂場かどこかに移動させないといけない。
しかし、この中には、まだ「ちろちろ」が二匹いる。
あわてて掬い出して、「ちるる」の水槽へ移した。
「ちるる」も大きくなっているので一緒にしてもいいかなと思った。
様子をみていると、移したうちの一匹が周りの子を追い回しはじめた。
これはいかんと、その子を掬い、「夜桜」水槽へ写した。
それ以降その子は神妙にしている。
「ひかり」の水槽がまた汚れ始めた。
一番きついのは、ホテイアオイの根。
ぷつぷつ切れて、水槽の中を漂っている。
もう一つは以前入れた、なんとか言う水草。
葉っぱに藻をたくさん付けて水槽中に撒き散らしている。
石巻貝もお腹いっはいで食べきれないようだ。
また掃除を考えないといけないか?
「ひかり」がたまごを抱いている。
この光景を見たのはうちにお迎えして少ししてから以来だ。
その後、ごはんを食べなくて痩せていったのと、水が緑になって姿が見えなくなったのとで、たまごを産んでいるのかどうか、わからなくなった。
水草や藻などどこに産み付けるかわからないので、とりあえず、水草は避難。
これで、入れておいた産卵床かフィルターかに産むはずである。
今年孵った稚魚のほとんどは、「夜桜」の子ばかりなので、「ひかり」の子も生まれてくれると嬉しい。
【登場するめだかたち】
・「夜桜」
道の駅「きくがわ」からやってきた夜桜ゴールド。
とにかく大食漢。
どれだけごはんをあげても、底に沈んだのをいつまでも逆立ちしてつついている。
・「ひかり」
うきは市の「メダカ王国レインボー」からやってきた無名の子。
シルバーの背中と「ヒカリ体型」が特徴。
3匹いたが、先日1匹亡くなった、
・「ちろ」
「夜桜」の引っ越しをした時に、水草だけを元の水槽に残していたのだが、おそらくその水草についていたたまごから孵った子たち。
孵ってしばらく経った状態で発見した。
大きくなり、今回、親の「夜桜」の水槽に帰った。
・「ちろちろ」
「ちろ」から数週間遅れて、今度は採取したたまごから孵った子。
ある程度大きくはなったが、そこからなかなか大きくならないので、少し心配している。
・「おちろ」
「ちろちろ」からさらに1週間くらい遅れて産まれてきた子たち。
弱かった子たちはいなくなったのだろう。
だが、残った子達はだいぶ大きくなった。
・「ちどり」
「おちろ」からさらに1週間くらい遅れて産まれてきた子たち。
この子は、グリーンウォーターの中で育てようと、水槽にも「ひかり」の水槽の水を入れた。
グリーンウォーターの中で育っていたが、水が澄んでくるにしたがって、だんだん様子が分かるようになってきた。
・「ちるる」
「おちろ」、「ちどり」の水槽がいっぱいになったので、水槽を増設。
孵った稚魚を都度入れていっていたが、何故か数が増えなかった。
水に問題があるかもしれないと改善をしたが、今度は稚魚がうまれなくなった…。
・「かりちろ」
「ひかり」の稚魚「かも」しれない。
「ちろ」と同じく、孵化した後に見つけた子たち。
4匹いたが1匹亡くなった。