今、うちには??匹のめだかがいる。
「夜桜」、「ひかり」、「ちろ」にたくさんの稚魚たちである。
時々、その様子を綴りたい。
(前回のおはなし)
「ひかり」の水槽に危機が訪れた。
先日、ホテイアオイという水草を入れたが、それから数日して…。
何か見覚えのない生き物が水槽の中にいるのに気づいた。
もしかすると、ホテイアオイについてやってきたのかもしれない。
何かは分からないが、肉食の生き物(ヤゴなど)だとすると、「ひかり」が危ない。
慌てて、「ひかり」を手元にあったボウルへ隔離。
水槽も、ソイル(底砂)も少し熱めのお湯で十分に洗った。
稚魚もいたかもしれないと思うと、申し訳ないと思う。
綺麗にした水槽にはもちろん透明の水が入っているが、そこにいきなり「ひかり」を戻すと、それまでグリーンウォーターの中の環境に慣れていた「ひかり」にショックを与えてしまうかもしれない。
「ひかり」には申し訳ないが、しばらくボウルの中で過ごしてもらい、新しい水と少しずつ交換しながら、慣れていってもらおうと思う。
しかし、なんだかんだと、結局水替えで「ひかり」水槽のグリーンウォーター問題は解消することになった。
それから「ちろⅡ」の水槽の中で傍若無人に暴れまわっていた「ジャイアン」を「ちろ」の水槽へ移した。
「ジャイアン」はきっと生まれて初めて、自分より強いものを見たのであろう。
ショックだったのか、急におとなしくなった。
最初は「ちろ」も新しい仲間に興味津々に近づいて行っていたりしていたが、今は仲良くというか、お互い干渉せず過ごしている。
「ちろⅢ」の水槽は相変わらず透明を保っている。
一方、「ちろⅤ」の水は少しグリーン。
比べると「ちろⅢ」の水槽の方が稚魚の育ちがいいようである。
何が違うのか疑問に思っており、今回少し観察してみることにした。
【登場するめだかたち】
・「夜桜」
道の駅「きくがわ」からやってきた夜桜ゴールド。
とにかく大食漢。
どれだけごはんをあげても、底に沈んだのをいつまでも逆立ちしてつついている。
・「ひかり」
うきは市の「メダカ王国レインボー」からやってきた無名の子。
シルバーの背中と「ヒカリ体型」が特徴。
「夜桜」とは逆で、当初は何も口にせず、大変心配した。
この子の水槽は、いつの間にか濃い緑のグリーンウォーターになってしまっている。
おかげで、水槽の中の様子がうかがえず、どういう行動をしているのか分からない。
・「ちろ」
「夜桜」の引っ越しをした時に、水草だけを元の水槽に残していたのだが、おそらくその水草についていたたまごから孵った子たち。
孵ってしばらく経った状態で発見したが、発見したそのままの3匹がそろって成長中。
・「ちろⅡ」
「ちろ」から数週間遅れて、今度は採取したたまごから孵った子。
今は、中程度の大きさの水槽に移しているが、元気に暮らしている。
・「ちろⅢ」
「ちろⅡ」からさらに1週間くらい遅れて産まれてきた子たち。
この子の水槽だけ何故か澄んでいる。
そのおかげなのかは分からないが、生存率は高そう。
・「ちろⅣ」
「ちろⅢ」からさらに1週間くらい遅れて産まれてきた子たち。
この子は、グリーンウォーターの中で育てようと、水槽にも「ひかり」の水槽の水を入れた。
緑の中にいるので、「ひかり」同様、何しているか分からない。
・「ちろⅤ」
「ちろⅢ」、「ちろⅣ」の水槽がいっぱいになったので、水槽を増設。
孵った稚魚を都度入れていっているが、何故か数が増えない。
水に原因があるのかも。