今、うちには??匹のめだかがいる。
「夜桜」、「ひかり」、「ちろ」にたくさんの稚魚たちである。
時々、その様子を綴りたい。
(前回のおはなし)
「夜桜」は相変わらずである。
とにかくよく食べる。
たまごもたくさん産んでいる。
聞いたところによると、めだかは産卵場所として黒いものを選びたがるらしい。
これまでの産卵床は濃い緑。
したがって、産卵場所としてはあまり好ましくない黒色のフィルターにもたくさん産みつけていた。
そういうこともあり、今回、黒の産卵床を用意した。
まだ、2度しか取り出していないが、わっさー!と産んでくれている。
これからもたくさんの稚魚が孵るだろう。
「ひかり」は、少しだけごはんを食べるようになった。
一度にたくさんあげると余るので、少しずつを数回に分けてあげるようにした。
ところが、今度はそのごはんの取り合いでけんかをはじめるようになった。
けんかをすると、その水流でせっかく浮いているごはんが沈んでしまう。
おーい…。
「ひかり」は沈んでしまったごはんを食べない(「夜桜」は逆立ちしながらでも食べる)ので、藻などの栄養分として残る。
それに、先日、水草を入れたせいもあるのか、綺麗だった水が、植物プランクトンを豊富に含んだグリーンウォーターになった。
このグリーンウォーターは(度を越えなければ)悪いものではなく、むしろごはんをあまり食べない「ひかり」にはよさそうなので、そのままにすることにする。
この一週間あまり変化はないように見えた「ちろ」だが、横から見るともうすっかり大人である。
この子たちもごはんをあげるとけんかをする。
どうもボス的なのが一匹いて、縄張りを主張している様だ。
孵って1~2週間くらいたった、「ちろ」の弟分「ちろちろ」。
まだまだ、小さいと思っていたが、産まれたばかりの稚魚と比べると、だいぶ大きい。
気づかないうちに成長していると実感する。
以前、奥にしまいこんでいた水槽から「ちろ」を見つけたのが、多分このくらいの頃だと思う。
だが、やはり少しずつ数は減ってゆく。
弱い個体の子は仕方ないと思うしかない。
それでも、まだ7~8匹はいそうだ。
黒い産卵床からとったたまごからもぞくぞく誕生している。
先週末くらいから、もう20匹くらい孵った。
この先、どのくらいのたまごが孵って、どのくらいの子が成魚になるのだろう。
そう、簡単ではなさそうだが。