今、うちには11匹のめだかがいる。
「夜桜」、「ひかり」、そして稚魚の「ちろ」である。
時々、その様子を綴りたい。

前回のおはなし

 

残念な報告が一つ。

プランツを入れて間もない頃だった。

時々、めだか達の点呼をするのだが、6匹いるはずの「夜桜」の水槽に5匹しかいない。

時々産卵床の後ろ側に隠れていたりして見落とすことがあるのだが、何度数えても1匹いない。

 

水槽の中を焦る気持ちで探していると、プランツの葉と葉の間に挟まれて1匹亡くなっていたのを見つけた。

もしかすると、たまごを産みにプランツの中に入り込み硬い隙間から出られなくなったのかもしれない。

すぐに他にもあったプランツを全て撤去し、なきがらを埋めた。

とにかく申し訳なくて仕方なかった。

 

産卵場所を探す「夜桜」

 
しかし、一方で新しい仲間が産まれそうな予感もある。

孵化水槽の中のたまごのいくつかに変化がみられた。

 

 
「きょろりん」だ。

有精卵だったのだ。

あと数日で針子(めだかの稚魚)になるかもしれない。

「ちろ」たちが育ってきた環境(水)が良さそうなので、産まれたらその水に移そうと考えている。

 

 

さて、「ひかり」だが、やはりあまり食が進まない様子。

生き餌を与えてみたり、餌を変えてみたりしているが、食いつきはほとんど変わらない。

痩せているので、とにかく心配である。

 

 

「ちろ」はみるみるうちに大きくなっている。

1週間前は点呼を取るのに、小さすぎてなかなか見つからず、結構時間がかかっていたが、もうすぐに居るとわかるようになってきた。

最初、誰も気づかないところで孵化していたところを見つけたのが3週間前。

これまで一匹も脱落?することなく生きていてくれているのが嬉しい。

 

残念なことも心配なことも嬉しいことも混ざった1週間だったが、今後も見守っていきたい。