誘蛾灯 | K&K FARM 小原英行のブログ

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同じ江戸川区の門倉農園と共に、発祥の地江戸川区で都内の学校給食を中心に小松菜を栽培出荷しています。

使ってマス。



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以前もあげたこれね。

この青い光で(ただのブラックライトなんだけど)蛾を集め

この光の下にファンが回っていて下降気流でネットに封じ込めるという。



これ・・・実は俺が農業をやる前、もう10年以上前に

俺の家に既にあったんだよね。

でも、その頃はサイドのネットを張っていなかったから



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これこれ。

これがなかった時代だったから、周囲からどんどん蛾を

集めてしまい、むしろ被害が大きくなったとか親父から聞いた。



日々作業中・・・ふと思う。

記憶に残ってたこの誘蛾灯。

まだ売ってるのか?と。


その頃のものはもう意味がないからと

親父が畑に放置し、ボロボロになって捨てたという。


ネットで探したらありました♪




この天窓以外、全面ネット。




という特殊空間なら、中に居る蛾の成虫を

効率的に排除できるのでは?と思ってね。


ただ、天窓はネット張ってないところが多いから

天窓からの飛び込みを助長させ、結局被害が大きくなる?

という危険性も考えつつ、設置。



そして、連日蛾の取れる量と種類を調査。



結果・・・



狙い通りの蛾の成虫がかなり取れました。

天窓からの飛び込みの助長が0とは言えないけど

飛び込みを助長させるような捕獲量の移り変わりではなかったので

かなりの効果だったと思える。


そして、先日も書いたが

成虫の蛾を1匹捕獲するだけで100匹~500匹?

ほどの幼虫の害を減らすことが出来るわけで

現状とってもいいと思う。



ランニングコストも月間300円行かない程度だし

メンテナンスフリーだし♪




| ゚Д゚*) ノウヤクカケレバイインジャン?




って話あるよね。

そう思う人も居るかもしれないけど

実際・・・



●基本的に成虫は死なないことが多い。(むしろ死なないと思っていた方がいい)

●蛾は飛び回り、他の場所からハウスに入ってくるので農薬だけではキリがない

●気温が上がり、蛾のサイクルも1回とか多いし、今後考えると選べる手段はやるべき

●つーか、農薬散布も面倒くさいw




などなど。

結局、夜活動を活発にする蛾に対して

夜、狙って罠を張りつづけられるというのは強い。



ヨトウガ

ハイマダラノメイガ

コナガ

ツトガ



なんでもかかるぜ。

しかも、光に対して集まらない習性を

蛾が習得するとは思えないので、耐性もつかない。



ふっふっふ。

人間の勝ち。