応援に駆けつけてくれました。とても嬉しくありがたく心強かったです。この場を借りて
「ありがとうございました。心より。」
お金を貰うからプロなのではなく、いつもどんな時も誰にでも本気で誠実だからこそ真のプロなんだ
という事を僕に教えてくれた。ミキシングとマスタリングを手掛けて下さったサーマルミックスの巨匠
(本人はそう呼ばれる事を嫌いますが)こと斎藤晴夫さん。

僕が音楽の大切な要素として、特にこだわりを持っているフレーズの中にあるダイナミックスレンジ、
一曲を通してのダイナミックスレンジ。音と音の間に流れる空間美。
弾き手の感情が臨場感を持って聞いて下さる方に伝わる音作りを、
豊富な知識と経験と感性に基づくプロフェッショナルな技と心で見事に仕上げてくれました。
言い方を変えれば音楽に命を与えてくれたという感じです。
マスタリング後の音源を聞いた時に自信を持って発表出来る作品に仕上がったという手応えと同時に
僕には欠けていた勇気を与えてもらいました。。。。。
友達の結婚式で演奏をした際、その友達から音響を頼まれていたことで知り合った
パイロット企画の北原慎治さん。(写真右)
「機会があったら録音とかやらせて下さい」とその時に言ってくれた愛嬌のある笑顔が
僕の過去の記憶として残っていた。 あれから数年が経ち、今回のアルバム制作にあたり
優秀なレコーディングエンジニアの人、誰かいないかなーと悶々としていたところ、
あの愛嬌のある笑顔の北原君(僕よりも一回り年下)が我が家から歩いて3分のところに住んでいる事が
ひょんな事から判明。 ご近所さんに即効電話。 即交渉成立。 即レコーディング開始。
そこから彼の地獄の様な日々が一年間近く続く事になるとは、その時は彼はもちろん
俺にも想像できなかった。。。
何せ納得の行くテイクが録れるまで何度でも何日でもこちらとしてはやりたいものだから、
1日に同じ曲を何度でも弾きまくる。 それを何日もやる。
良いテイクが録れないと俺はイライラする。 その場の空気がよどむ。
アンビエントな心地よい音楽ならまだしも聞かされるのはジャカジャカ、バリバリ、
激しいフラメンコギターの日もあれば、人によっては絶望的に暗いとしか受け止められない曲を
何十回と聞かされる。
おまけにローバジェツトの自主制作盤CDだ。
彼の顔から程なく、あの愛嬌のある笑顔は消え失せていたのは言うまでもない。
俺なら即撤収、即バイバイだ。。
そんな北原君がライヴ当日はスーツでビシッときめて現れ、CDの販売を一生懸命やってくれた。らしい。
その映像を後日見た。とても嬉しかった。ありがとう。。。。。

そして北原君の奥様でもある、相馬佐江子さん(写真左)にも、今回受付監督を快く引き受
けて頂いた。
1?年の劇団員キャリア、多彩(多才)な経験、そして何より気風のよさで、僕等は安心して
演奏に集中させて貰うことができました。
相馬さんの友人の高橋さん(写真中央)にも受付お願いしました。感謝です。。。。。
ビデオ撮りを担当してくれたナギプロの凪沢渋次さんもまた、相馬の友人で(ごめん写真無い!)
相馬に撮影頼める人いないか相談した際、「あ、じゃあナギに頼もっと。」と即決しその後日、
ナギとは一度面識があるだけでなく、3年前に僕のCD(ALMAというユニットとして出したアルバム)
を買っていたことが判明!
友達の劇団の演劇公演で、僕らがアフターライブゲストとして演奏した際、
出演した役者さんの中で一人だけライブ後、CDを買いたいと言ってくれた人がいたのだが、
なんとそれが凪沢さんだったのだ。
嬉しすぎる偶然(必然?)である。 きっと御縁が続くと思われます。。。。。。
ニューヨークに住んでいた20代の頃から苦楽を共にし、
昔も今も変わらず愛情に満ちた叱咤激励をしてくれる唯一無二の親友であり
アートディレクターの牧ちゃんこと牧野義行さん。(写真左)
アルバムのタイトルやコンセプトが相当のデリカシーと覚悟を必要とされる難しいものであった
にも関わらず、その真意を理解し、飾らず温もりのあるデザインに仕上げてくれました。
ライブ当日は忙しい中を名古屋から駆けつけてくれました。
牧ちゃんから人として学ぶ事は多々ありますが、
今回は「無償の愛」とは何なのか、
自分のエゴを捨て、ただひたすらに誰かの歓びを思う心。
その為にはまず自分自身が歓びの中にいなければならない
という事の大切さと意味を教えてくれました。。。。。。
一緒に写っているのは同じくニューヨークで苦楽を共にした仲間達。
ライブの後はいつも率直で的確な感想を話してくれる大切な存在です。。。。。
What a Beautiful friends !!