オオウラギンヒョウモンは卵で初秋を越しますが晩秋から孵化し、晩秋~翌春の間も寒い中陽当たりが良い日など少量スミレの葉を食します。以下の様な感じで管理しました。
素焼きの鉢に赤玉土を入れます。中央にマスミレ、ノジスミレの様な無茎種のスミレを植えます。
無茎種のスミレは茎が地上から1本真直ぐ伸びる形です。
スミレである園芸種のパンジー(有茎種)は手に入れやすいですが孵化したオオウラギンの幼虫は有茎種のスミレは食しません。同じく有茎種のタチツボスミレは手に入れやすいですがオオウラギンの孵化幼虫は食しません。
私は試したことはありませんが、オオウラギンの亜終齢・終齢幼虫となると有茎種のパンジーも食べるそうです。
ちなみにオオウラギン以外のヒョウモン類の幼虫は孵化時から有茎種のパンジー、タチツボスミレもよく食します。
ミズゴケで土の表面を覆い、産卵されたネットを置きその後軽くミズゴケをかけます。
適度に水分を与えながら冬越しさせます。
赤玉土を素焼きの鉢に入れます。
プラスチックのプランターより素焼きの方が結果がよいようです。
中央に無茎種のスミレを植えます。
ミズゴケで覆います。
卵の産まれたネットを置きます。その後この上に軽くミズゴケをかぶせます。
2021年5月8日 新潟県魚沼市 有茎種のタチツボスミレ 茎の途中で枝分かれします。
2021年5月8日 新潟県魚沼市 有茎種のタチツボスミレ 茎の途中で枝分かれします。
2021年5月8日 新潟県魚沼市 無茎種のスミレ(正式な名前はよくわかりません・・・)
茎が地上から1本真直ぐ伸びる形 オオウラギンが好みます。