2019年7月16日に北海道産ツマジロジャノメ2♀が羽化しました。
まず大型の1♀を最初に交尾させる事にしました。
先行して7月13日に羽化した♂には十分エサ(ポカリ10倍希釈液)を与え吹き流し内で自由に飛ばさせて運動させていました。♂への十分なエサやりと運動が交尾成立に重要です。
羽化直後の大型♀を♂のいる吹き流し内に入れると♂が早速♀を認識し翅を震わせて♀に接近し、あっという間に交尾は成立しました。 交尾時間は約40分でした。
吹き流し内で交尾をさせる場合は可能であれば羽化直後の♀を用いた方がうまくいきます。
♀の羽化後数日経っていると♂が交尾をしようと♀に接近する際に♀が逃げ回って、なかなか交尾に至らないことがしばしば起きます。
交尾に用いた吹き流し ナイロンネット製 カーテン越しに薄日があたるくらいがよい
最初に羽化後の♂をここに入れエサを与え十分に運動させておく。♀が羽化したらすぐにこの吹き流しに入れる。羽化直後で交尾前の♀にはエサはまだ与えず、交尾成立後に十分与える。