2018年8月28日 終齢幼虫となった沖永良部島産コノハチョウ幼虫です。
スズムシソウをよく食します。全長約 45mmmです。
コノハチョウは終齢幼虫となると食欲が増して大変沢山の葉を食するそうです。
キツネノマゴ科のオギノツメ、スズムシソウは葉が柔らかく終齢前までは便利ですが、終齢となると葉が小さかったり少ないために使い勝手がやや悪くなります。
そこで2年前より用意していたのが、キツネノマゴ科のガンダルサ(キダチキツネノマゴ)という外国産の食草です。
右下のブックマークのところにある蝶用植物販売の「ひのきあすなろ」さんより購入して育てていました。
30センチほどの直径のプランターに寄せ植えにしていました。
これは葉が大きく葉数が多く肉厚で冬でも室内に置いておけば落葉せず、春以降になるとまた成長する丈夫な植物です。
春になると柔らかい新芽、新葉が伸びてグングンと大きくなります。
ガンダルサは本来はマレー半島に生息するマレーコノハチョウの食草ですが日本のコノハチョウも食してくれます。
スズムシソウの葉を食す
2018年8月28日 ガンダルサ(キダチキツネノマゴ)プランター植え
葉が大きく葉数が多く肉厚で終齢幼虫の飼育に適しています。
2018年8月28日 ガンダルサ(キダチキツネノマゴ)
春になって伸びてきた新芽、新葉、柔らかいので終齢幼虫の最初はこれを好んで食べる。
割と硬くなった古い葉。終齢幼虫の後半はこういった硬い葉もバリバリとよく食べます。
2018年8月29日 ガンダルサ(キダチキツネノマゴ)柔らかい新葉を食するコノハチョウ終齢幼虫
体長は約 50mm