2018年7月10日~7月12日の北海道採集旅行では7月12日にツマジロウラジャノメを狙いに行きました。
北海道産ツマジロウラジャノメは以前はエゾツマジロウラジャノメという別種扱いになっていましたが、現在はツマジロウラジャノメ北海道亜種という扱いになっています。
北海道の中でも日高山脈とその周辺にしか産しません。
また絶対数が少なくなかなか得難いものです。
北海道の蝶屋さんにポイントまで案内していただきました。蝶屋さんによると「♂でも得難いし、♀はもっと得難い。私は去年ラッキーに♀を採って産卵させたが全部無精卵だった。すごくショックだった・・・・!」とのこと。
果たして私に採れるのでしょうか?
午前9時30分林道ゲートを通過して車で走っていたら後ろから営林署の車が来て、「この先の林道の一部が増水で陥没し始めてきており車で通る事が危険になった(下の写真4枚目)。
このためあと数時間で林道ゲートを閉鎖するので引き返して欲しい。」とのことでした。
営林署の方はとても親切に丁寧に対応して下さいました。
安全のためには仕方ありません、営林署の方の指示に従いましょう。
営林署の方が林道の増水場所、その近辺をチェックするまではまだ林道に居てもよいとの事。
こんなにいい天気で絶好の日なのに・・・!
時間はありませんが、あきらめてはいけません。神経を集中しましょう。
2018年7月12日 北海道日高地方 渓流沿いの林道
2018年7月12日 北海道日高地方 渓流沿いの林道
ツマジロウラジャノメが発生するこういった崖が何か所かある。
ジョウザンシジミ、ホソバヒョウモン、シロオビヒメヒカゲ、コチャバネセセリも見られました。
2018年7月12日 北海道日高地方 渓流沿いの林道
ツマジロウラジャノメが発生するこういった崖が何か所かある。
写真の奥の方が林道の上部の方。
林道上からの水の流れにより林道が陥没し始めている。このために林道はその後閉鎖となる。