石垣島産のバナナセセリは終齢だったようで平成27年8月1日に蛹になりました。
バナナの葉を巻いて巣を作りその中で蛹化しています。蛹の入っている巣は、幼虫の巣に比べる葉を巻く回数は2~3回と簡素です。また蛹が入っている巣は振るとカタカタ音がするので楽をしたい人は蛹のみ採取すれば手間はかからないでしょう。
蛹はセセリ類の蛹でよく見られるように白い粉に包まれています。
蛹は他のセセリよりも群を抜いて大型で口吻の長さが特徴的です。
バナナセセリはなかなかユニークな蝶だと思います。
平成27年8月1日 石垣島産 バナナセセリの蛹の巣 バナナの葉の基部
平成27年8月1日 石垣島産 バナナセセリの蛹の巣 バナナの葉の基部
平成27年8月1日 石垣島産 バナナセセリの蛹の巣をハサミで慎重に切り開くと白い粉がまぶされた蛹が・・・
尾部までヒョロリと伸びた口吻が目立つ。ちょっと奇怪な感じ・・・。
尾部までヒョロリと伸びた口吻が目立つ。ちょっと奇怪な感じ・・・。