ツマベニチョウを飼育するには、鉢植えのギョボクが必須です。ギョボクは切り枝では非常に水揚げが悪く、すぐに腐って異臭を放ちます。代用食としてイヌガラシ、キャベツでの飼育報告もありますが小型にしかならないか、死亡ケースも多いそうです。
もし鉢植えの食草がない飼育の場合は切り枝での飼育しかできませんので、大きい終齢幼虫のみにとどめていたほうがいいと思います。
当方には以前、沖縄の園芸店さんから買ったいくつかのギョボクのプランターがいくつかあり、それらを今回活用する事にしました。
平成26年8月28日 新潟の自宅にてギョボクの葉脈の中心に静止する幼虫。摂食時以外はこうしている事が多い。
腐りかけてきたギョボクの葉 緑色の艶が失われたり、黄色化してきています。