西表島では、イワカワシジミの幼虫も採れましたが、成虫の♀も1頭採れました。お腹が大きいので産卵用に持ち帰りました。
イワカワの成虫は緑色の上、飛び古すと地味で目に付きにくいですが、注意すると花で吸蜜してたりクチナシの実周囲に産卵に来た♀が飛んでたりします。
平成26年7月1日透明プラケースにクチナシの実(葉っぱ付き)を入れて♀を放ちました。成虫用エサはポカリスエット希釈液です。
結果として7卵産みました。4卵は1つのクチナシの実のがく片の内側にまとめて産まれ、他の3卵は異なるクチナシの実の側面に産まれてました。
6月30日に6卵産み、7月1日に1卵産んで、あとは全く産まず7日間で♀は亡くなりました・・・・。
西表島産 イワカワシジミ ♀ お腹が大きい
透明プラケース内にクチナシの実(葉っぱ付き)を適当に入れ部屋の明るい所に置きます。
クチナシの葉に止まる♀ 右はエサ用ポカリスエット希釈液(5~10倍)含みのティッシュペーパー
翅はすれて地味な色。こういう翅だと野外ではイワカワと気づかず見過ごすかも・・・。
クチナシの実の側面に産まれた卵
クチナシの実のがく片内側に産まれた卵 ブレて見にくいがまとめて4卵産まれていました