平成26年6月24日~29日の西表島では、イワカワシジミの卵、幼虫、蛹、成虫の各ステージが見られました。林道沿いの明るい所またはやや薄暗いところに生えたクチナシの木の実によく卵、幼虫、蛹は見られます。
クチナシの木 よく園芸店でもクチナシは売っています。奄美、沖縄、八重山諸島のクチナシは背が高く葉も大型て実付きもいいです。園芸店のクチナシは、葉は小さくあまり実が付かない傾向にある気がします・・・・。
クチナシの実に入っているイワカワシジミ幼虫が排出するフン。実の丸い穴の大きさとフンの大きさで幼虫の大きさがわかります。これは終齢でしょう。
採取してきたクチナシの実と中の幼虫から排出されるフン。終齢なので盛んに食べ、フンも大量です。
蛹になる前にはフンの排出が止まり、しばらくすると幼虫は紫色の体液を排出します。蛹化の前兆です。