蝶の飼育には発泡スチロール製の箱通称「トロ箱」が大変便利です。
今回の奄美のオオシロモンセセリ、クロボシセセリもこのトロ箱を使用しました。
魚や食材の運搬によく使われていますね。ホームセンター、釣り具屋さんで売っています。
今回は奄美大島のホームセンター「ビッグ Ⅱ(ツー)」で現地調達しました。
私の使っているのはひも付きの底面47センチ×27センチ 高さ25センチのものです。
これより小さいと食草があまり入らなかったり、逆に大きすぎると運ぶのが大変だし、内部の湿度が低くなりやすく食草のもちがよくありません。
大型アゲハなら終齢なら3頭までくらい飼えますし、ふたをきっちり閉めても適度に空気の入れ替えをすれば幼虫の窒息はまずありません。
ただしこのトロ箱は、部屋の気温が高いと箱内がかなり高温多湿になりやすいので夏場はできればクーラーの効いた部屋で使う方が賢明です。
2013年9月16日現在ナガサキアゲハは1頭終齢、数頭前蛹、ほとんどが蛹になりました。蛹はほとんどがトロ箱の側壁、ふたの裏側に付いています。