腹ごしらえもしたし、午後の部スタートです。
って言っても既に14時を過ぎ渓流釣りの時間帯で言えば
いちばん釣れない時間
更に砂地にはまだ新しい釣り師の足跡がいくつも・・・
当たり前ですが先行者が何人も入っているようなので最初から期待はしませんから~
がっ !
ルアーの泳ぎを確認するための一投目にいきなりアタック
マジっすか
形は小さいが久しぶりに出会ったイワナちゃん
いったい何年ぶりだろう
これは期待できるかも
しか~し 餌釣り師が既に何人も入っているので
一般的に魚の居そうな落ち込みや淵などのポイントからは全くアタリがない。
ならば餌釣り師が釣りにくい浅いポイントからイワナの釣り残しを引き出そう
餌釣りなら見向きもしない丸見えの浅瀬を淵ギリギリにルアーを引く
狙い通り岩陰に潜んでいたイワナを1投目でヒット
イワナは居れば必ず1投目にアタックしてくるので
3回同じポイントに投げてアタックがなければそこに魚はいません!
念のため砂防ダムの落ち込みも表層、中層、底とルアーを変え探ってみても
アタリは無いのでこの日は無理でしょう。
でもきっと頭のいい主サイズが潜んでいると思います。
時間が時間だけに砂防ダムを巻いて上流に上っても直ぐに日が暮れてしまう
なので今度は釣り下がります。
餌釣りなら絶対に竿をいれない流れのある浅場にポイントを絞って
シンキングミノーで根掛かりしないよう竿を立てトゥイッチしながら下流に引く
キターーーー
これよこれ
尺近い良いサイズ
これならイケるぞ~
でもどうしても下心で深い落ち込みに潜む尺オーバーが欲しい
がっ やっぱりスプーンやミノーの重さやサイズを変え沈ませてもアタリが無い
こちらも流れの速い瀬から引き出した1匹
良型です
絵にかいたような餌釣りにはたまらないポイント。
どんなに探りを入れてもアタリなし(笑)
こうなったら落ち込みは完全に無視して
流れの速い場所から釣り残しを拾っていきましょう。
はい きたよ~
ついに尺ですね
流れの中でこのサイズは良い引きしてくれます
この場所、完全攻略しました(笑)
途中 先行していた釣り師2人と情報交換
早朝5時に入った入渓者はほぼ全ての落ち込みで上げているみたいです!
でも数は15ほど
内心 えっ! と思いましたが意外と数は出ていないんですね
それに形も小さいようだ
ルアーはシンキングミノー4.5gヤマメカラーがアタリルアーに・・・
その後も一人、爆釣モードが続く
結局、夕方までの3時間でバラシが2回で11匹をキャッチリリース。
トラウトハンターだった頃の感覚は完全に戻ってきました~(笑)
当初、予報では午後から夕立予報だったので焚火をしない前提でしたが
雨も降らなそうなので急遽、良型を1匹キープし
針外しで暴れて深手の傷を覆い再起不能となってしまった物を頂くことに。
テン場の前でイワナの下処理をしていると下流から釣りあがってきた人が来て情報交換。
自分が処理していた魚を見て「尺ですか!」とビックリしていました。
その人は早朝6時から釣りあがってきたようですが形も小さく5本しか上がらなかったようです。
みなさん餌釣りなので今回は餌にスレていないルアーが良い結果となりました
キャンプサイトには焚き火場が標準装備され薪は使いたい放題
有料のキャンプ場より良い環境ですから~(笑)
良い匂いがしてきたぞ~
装備の軽量化のため今回は簡単にメンチカレー
冷たい沢で冷やした野菜と飛び入り参加のイワナの塩焼。
それでは頂きま~す
うんまっ!
ヒレピンのイワナの塩焼なんて下界では金を出しても食えませんからね~
沢音と山中に響いているヒグラシの声を聞きながらの、のんびりとした時間
いや~ 幸せ
日が暮れたとたん空気がミストに覆われ若干小雨もよう。
テントに入って以前キャンプ用に買っておいた角幡さんを読む。
北極の太陽が数か月も上らない極地をGPSを使わず1匹の犬とそりでの移動。
暗闇の中、ブリザードと戦い、食料が不足し、迷子になり ・・・
毎日が-20℃闇の世界って・・・
自分なら3日で気が狂うかも
23時 小腹が減ったのでラーメンの夜食(笑)
思っていたほど気温は下がらず15℃と意外と快適
これで星空が見えたらもっと最高だったのに・・・