国道291清水峠越え 単独MTBライド  その1 | 遊んでナンボ

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はじめに・・・
 
清水峠越えの道は、古くは「直越(すぐごえ)」と呼ばれ、山道の区間は長いものの上野国と越後国とを結ぶ最短のルートであることから、三国峠とともに古来よりよく利用されてきた。この道は上野国水上から越後国清水までの距離に因んで「十五里尾根」と呼ばれ、また越後の戦国大名・上杉謙信の軍勢が関東への行軍の際に使用したことから「謙信尾根」とも呼ばれ、現在も新潟県側の登山道に名を残す。しかし江戸時代には三国峠越えの三国街道が整備されたことから、江戸幕府は湯檜曽に口留番所を設置して通行を禁じ、江戸時代を通じた200年以上に渡って清水峠はほとんど利用されなかった。
明治時代に入り関所・番所が廃止されると、清水峠越えの距離の短さが改めて注目され、熊谷県令・河瀬秀治の計画により、民間からの寄付金を財源として新道が作られた。1874年(明治7年)6月に着工され、同年10月に完成した。この工事は残された資料が乏しく詳細は不明であるが、わずか4ヶ月で作られた道ということで古道の改良と推測されており、この時点では登山道程度のものであった。1877年(明治10年)7月、清水越往還が県道一等に指定された。
1878年(明治11年)に内務卿の大久保利通が提唱した土木7大プロジェクトに唯一の陸路建設として清水越往還が取り上げられ、馬車交通が可能な緩勾配で幅広の道路に改修することが決定した。1881年(明治14年)7月より工事が行われ、1885年(明治18年)8月に完了した。この道路は完成前の明治18年2月24日に内務省告示第6号「國道表」で国道8号「東京より新潟港に達する別路線」の指定を受けている。開通1ヶ月後の明治18年9月には、内務卿の山縣有朋や北白川宮能久親王らも招いて実際に馬車で通行し、峠上で盛大な開通式が行われた。
しかし、その翌月の10月には長雨のため各所で土砂崩れが発生し、修復する間もなく降雪期を迎えた。日本有数の豪雪地帯である谷川連峰の酷しい気候に曝された各所で雪崩が発生し、雪解け後には既に馬車の通れる状態ではなくなっていた。そのため長期にわたって通行止にせざるを得ず、暫くは修復が試みられたものの、ついには放棄された。特に荒廃の激しかった新潟県側では、国道以前に使われていた十五里尾根も荒廃していたため、1890年(明治23年)に新しい登山道の居坪坂(いつぼざか。井坪坂とも表記)が六日町の商人・佐藤良太郎によって私費で整備され、国道はますます使われなくなっていった。
1922年(大正9年)4月1日に国道8号は県道前橋新潟線に降格されたが、このころにはほとんど廃道のようになっていた。1970年(昭和45年)に新潟県内の県道と合わせて国道291号に再指定されたものの、峠付近の修復・改良は全く行われないまま現在に至る。
(上文 ウィキペディアより)
 
 
 
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っと 国道としての認可をうけたもの

たった2ヶ月という短い期間で使われなくなってしまった清水街道

しかし現在でも国道291として地図にはちゃんと残っているところが不思議???

そんな国道291号を群馬の水上町から新潟の六日町までMTBを使い

単独で峠を越えてみたいと思います\(^^)/

 

 

 

 

 

 

 

 

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土合駅に車をデポして5:30に出発

谷川連峰は登山届けが義務化してるので登山センターで登山届けを提出

ちなみにここから先は国道ですが車両通行止め

緊急車両以外は入れません

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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舗装された291を走ると直ぐにマチガ沢が現れます♪

ここは今年の春 スキーの〆をした場所

ちゃんとそば処も見えました(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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お次は有名な一ノ倉沢

朝日を浴びて岩が輝いてます

ちょうど写真下にこれから本チャンルートをアタックする2人の勇姿の姿も・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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一ノ倉沢を過ぎると観光ゾーンは終わり

それまで舗装だった291もダートへと変わります

そして明治当時に組み上げられた石垣の姿もまだ健在♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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更に奥へ進むと立派な石垣

もちろん道路幅は4mがキープされた立派な国道です

当時は何台の馬車が通行したのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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そしてあっという間に芝倉沢に

歩けば結構な距離ですが自転車だと速い!

ここは今年の3月に滑った場所

無積雪期はこんな場所だったんですね(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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更に奥へと踏み入る

すりと今度はスノーブリッジです(゚∀゚)

前日から熱帯夜で苦しんでた下界とは大違い雪ですよ~♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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しか~し 広かったダブルトラックの道はもう終わり

今は旧道として殆ど使われなくなった道なので荒れ放題

当時の道は沢に抉られ深くなってる!

手持ちの細引きでMTBを沢床まで下ろしてから自分が下る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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沢沿いは冷気でモヤが

とっても涼しくて良い休憩ポイントです♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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広かった道も芝倉沢までで

シングルトラックどころか藪こぎの割合が増えてくる(^^;

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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かと思えば爽やかなシングルトラックに

それでも見渡すと道路幅はちゃんと4m幅になってる!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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今回のルートでいちばん辛かった九十九折の急勾配

足元は悪いしとにかく自転車が重く感じた(^^;

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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九十九折を登りきると一瞬視界が開ける(゚∀゚)

正面の送電線支柱がある鉄砲尾根

更に奥に薄らみえる稜線が本日の中間地点ですよ~

まだまだ恐ろしく先です・・・(ToT)