超久しぶりにリビングで
うたた寝してた
起きたら、夜中というか、朝というか
毎日更新してたブログも、
初めて止まったー
だからと言って
どうということもないけど
この間からハマっている、
小説“私の幸せな結婚”
このタイトルだけ見ると、
はいはい、旦那とラブラブな
溺愛ストーリーなんでしょ。と
冷めた目で見てしまうが、
読破したあとも、何度も
読み返してしまうくらい、面白い
何が面白いって、
心理描写がすごいのだ
それも、ただの悲劇のヒロインなら
くそつまんないのだが、
そうじゃない
こうやって引き寄せの法則は
働いているのか、と分析もしてしまう
そういった意味で見ると、
“誰かこの状況を説明してくださいっ!”も
引き寄せの法則が働きまくっていて
ものすごく面白かった
ただ、“私の幸せな結婚”が
少し違うのは、
主人公がネガティブ寄りということと、
一見、悲劇のヒロインぽく見えることだ
ぽく、というのは
主人公の初期の環境が
虐待ばりに厳しかったため、
同情を乞うように見えたからだ
私、こんなに可哀想なんです、
同情してください、みたいな話なんだと
最初は思ってしまった
で、王子が颯爽と現れて、
姫を助けるみたいな
だから、二人でよろしくやってくれよ
と、何度も何度も出てくる広告に
うざい気持ちもあったのだけど
気になってるなら、と
クリックしてみてほんとによかった
私が、同情を乞うことを嫌がるのは、
私自身が、そうだったからだ
私可哀想なんです
私こんなに苦しんでいるんです
耐えて耐えて耐えまくっているんです
だから、
私が何も言わなくても
それを汲み取って、
同情してください
私は何も言いませんけど、
助けてください
実際、そう思っていたからだ
当時は、周りの誰かの気持ちを察しては
先回りして動き、
やればやるほど空回りし
自分がやりたくないことやってるもんだから
「察する」ことを、周囲にも求める
そんな感じで生きていたのだけど
あれから私もだいぶ楽になり、
言わなきゃ伝わらない
言いたいことは、ちゃんと言う
そういうことを理解できるようになった
小説“私の幸せな結婚”の主人公
美世ちゃんは、
あまり自分の気持ちを表さない
でもそこに、
「言わなくても分かって欲しい」
という気持ちがない
自分を分かってくれる人がいたら
どんなにいいか、と思ってはいるが、
「察してくれ」という気持ちはない
そこが私とは違う
自分を貶めてきた両親によって
強制的に結ばされた縁談
(両親的には、相手に捨てられるだろう
と見込んでの意地悪)
それが、美世ちゃんの転機となり
幸せな結婚に繋がるのだけど。
読んでいて素直に応援したくなる
そのくらい、美世ちゃんの
心理的な揺らぎに共感するし、
こうやって思考や行動を変えるのか
と勉強になる
気持ちは、言わなきゃ伝わらない
以心伝心という言葉もあるけど、
それは
気持ちを伝える間柄になってからの話だと思う
もしくは、そういう努力や
やり取りを重ねていく中で生まれてくること
小説を読みながら、
私も美世ちゃんと一緒に
成長しているようだ
上手く気持ちを言えなかった、
察してくれ、と乞うていたあの頃の私が
一緒に浄化されていくみたいだ
“私の幸せな結婚”はまだ完結していない
異能という特殊能力の話も絡んでいて
続きがめっちゃ気になる!
気になりながら、続きを待ちながら
小説を何度も読み返す毎日なんだろうなー