【抱っこ紐の姿勢を考える】反屈位…あなたは楽ですか? | 助産師&整体師が伝える 個々のからだ快適子育て法と健幸セルフケア@広島廿日市

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助産師・整体師として、そしてひとりのママとして・・・
妊娠期〜ママと赤ちゃんのからだがホッとできるその人らしい子育て法を提案。
女性全般に『自分のからだは自分で守る』を基本にセルフケアの方法や体操をお伝えしています。

こんにちは

 
ママと赤ちゃんのからだにやさしい育児サポーター
 
マミィケアひだまりのひだまりママです

よくある抱っこ紐での寝姿勢
(ネットより画像拝借)

これは『反屈位』と言います

よく見ますよね…私だけ?
寝ている赤ちゃん、こうなっていませんか?


『反屈位』お産の時であれば、お産は下から出来ません。
頸(首)が反れていては、産道出口に向けての力が分散して力学的にも出れませんし、赤ちゃんへの負担は大きくなります。


産まれ出た後
ヒトとして機能解剖学的に考えてみると、脊柱のS字カーブを獲得して、重たい頭を支える構造を獲得します。

赤ちゃんの発達で言うと、首すわり〜寝返りで首の前弯カーブ、おすわり〜歩行までで腰の前弯カーブが形成されます。


大人で4〜5キロと言われる頭の重量。
最近はストレートネック(スマホ首)の方も増えています。
頭痛肩コリが増えてきているのも、うなづけます。

首を前に倒した状態でずっといると、首肩がツライですよね…


じゃ、後ろに反るのは?
後ろに反りっぱなしの生活ってどうなんでしょう。


重力の中で、からだの使い方を学んでいく赤ちゃん。
インナーマッスルの使い方を学んでいきます。
抗重力筋がまだ充分に育っていないので、なされるがままになってしまいます。


あなたがその姿勢でしばらく過ごすとしたら?


赤ちゃんだから…は通用しません。

赤ちゃんから大人のからだに変化する過程に、新たに生えてくる筋肉も骨もないのです。
重力との付き合い方・からだの使い方を学んでいくのみです。


すなわち、大人と感じ方は同じと思って良いかと。
ただし、赤ちゃんは初体験なので、これが当たり前なんですねと受け入れるのみですが

ママがその姿勢がツライと思うなら、赤ちゃんもからだ的にはツライんです。
 


ちなみに…
腰のすわってない赤ちゃんが膝を伸ばして抱っこ紐に入ると、腰が反らされてイナバウアー(反り返り)しますのでご注意を。


寝ているからといって、快適とは限りません


心地よく寝れていないと、からだはコリますよね。
からだが緊張しっぱなしだと、からだの使い方を学ぶどころではありません


抱っこ紐は、赤ちゃんが入りたくて入っている…というより、ママや養育者の都合で入ってもらうことが多いです

ならば、抱っこ紐の中は心地よい姿勢で入れるようにしてあげたいですね


赤ちゃんが日々心地よい姿勢で過ごせるように、抱っこ紐の中の赤ちゃんの姿勢、考えてみませんか?


発達に応じた姿勢を一緒に考えていきましょう。
ご相談ください
 





 
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