デイジーの初七日を迎えて、デイジーの羊毛フエルトが欲しくなりました。
13年前にミントのコートで羊毛フエルトを作ってくださった作家さんに長いこと連絡がつかないでいました。
いまはなんでもSNS頼みですので、SNSをやっていない方だと探すのが大変です。
当時頻繁にやり取りをしていたのに電話番号もわかりません。
今朝Instagramに「デイジーの羊毛フエルトを作りたいのですがお勧めの作家さんはいますか?」とアップしましたら、たくさんの方からお勧めの作家さんをご紹介頂きました。
どれも素敵な方ばかりです。
とても選べない・・・
また人気のある作家さんはオーダーストップされていました。
すごいですね・・・羊毛フエルトの世界がこのようになっているとは全く知りませんでした。
デイジーが元気な時からミントと同じようにデイジーも作って欲しいなぁ・・と思い出すごとに探すのですが見つからないのです。
ブログもされているのですがあまり更新されておらずブログからメッセージを送ろうとしても送れないのです。
ふと古い手帳を見るとご自宅の電話番号がありました。
だめもとでかけてみました。
留守番電話になっていました。
留守電にメッセージを入れておきました。
夕方になり携帯にその方から電話がありました。
「ミントママ?電話くれたの?」
デイジーが旅立ったこと、ずっと探していたことをお話しました。
羊毛フエルト作家として活動されて20年以上になります。
「ミント君のことはずっと覚えています。どれも鮮明に覚えているのよ。」
ダックスをたくさん飼っていましたが昨年12月にどの子も旅立っていったそうです。
「それでミントママにうちの子とお話してもらいたいと思っていたの。だから私はまたきっと繋がると思っていたの。」
ミントが旅立った時、同じようにミントの日記に「ミントの遺毛でなにか作ってくれる方はいませんか?」と書きました。
その時にまっさきに「私は羊毛フエルト作ります。ぜひミント君を作らせてください」と手を上げてくれました。
忘れもしないミントの初七日当日にコンビニからその方のご自宅へミントのコートを送ったのです。
今日はデイジーの初七日・・・
初七日の奇跡です。
私は13年前と同じことをしています。
羊毛フエルトもメモリアルジュエリーも同じ方と繋がっています。
ミントを大切に思ってくださる方とまた繋がり・・・デイジーへと引き継いでいます。
ミントがデイジーに「さぁ、いらっしゃい」と迎えてくれているのがわかります。
この初七日の奇跡は明らかにミントが私のためにやってくれたのです。
あの時と全く違うのは私の気持ちです。
ミントの時は心が壊れてしまうほどの悲しみでした。
いまは違います。
寂しさはあります。
でもその寂しさ以上にデイジーからの愛を感じます。
ミントからの「お疲れ様、ありがとう」の温かさを感じます。
いまならば動物達の優しさがわかります。
陽だまりのしっぽ
ミントとデイジーの雲。
電話を切ると現れました。
仲良しね、良かったね。