最 期 | とまり木

とまり木

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明日は夫の1周忌法要をします。

今日1日は夫の事ばかりの内容になりますがごめんなさい。

未だに突然スイッチが入り、涙が止まらなくなって気持ちの建て直しが困難な時があります。

しかし、喪失感と悲しみの涙から、感謝の涙に変わってきているのを自覚しています。


夫が急変して、医師から2~3日でお別れが来ると宣告され亡くなるまでの10日間、子供たちと家族水入らずで夫を囲み濃厚な時間を持つ事ができました。

次男と夫はぶつかり合う事ばかりで、それまでは半ば絶縁状態にありました。


でも、夫との永遠の別れを意識した頃から、次男の態度が変わりはじめ、過去の時間を取り戻すかのように献身的に動いてくれました。

夫にも次男の気持ちは通じていると確信しています。


2~3日と言われてたのに、10日間も頑張ってくれたのは、夫が私たちにくれた最後のプレゼントだと思います。

この10日間で次男との関係を修復しながら、私たちが心置きなく看取る時間を与えてくれたのだと思います。

夫が文字どおり苦しさに耐えながら、命懸けで最高の最期の時間をくれたのだと思っています。