ピナレロ ロードバイク カーボンフレーム修理 | ハイカラさんまかり通る

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みなさんごきげんよう。

今回はカーボンロードのフレーム修理をしてみましょう。

これは、ドライブ側チェンステーです。パキっとヒビが入っています。

 

反対側はこんな感じ。落車もないという事でしたが、疲労でこんなになるかなあ?

 

削っていくと、繊維は中までバキバキです。

 

壊れた繊維はすべて取り除き、表と裏を半分ずつ修理します。

 

カーボン繊維を積層していきます。

 

反対側も同じように、壊れた繊維を取り除き。

ここは反対側からも補強してあります。

 

カーボン繊維を積層。

 

パテで微妙なラインを元通りに成形。

 

元通りの色に塗って綺麗にぼかします。

 

どうでしょう?

 

よく直したところが膨らんで、そこだけ違う色に塗ったりしている修理も散見されますが

こういう直し方のほうがいいと思うんですよね。

やっぱりなるべくわからないようにしたい。

 

今までエアロ修理の経験を踏まえて、まだやり始めですが強度と仕上がりを考えて

みなさんの大事なロードバイクを直せたらなあと思います。

 

ロードバイクのフレームとなると、大事なのはそこだけ過度に積層するとその前後にストレスがかかるし

周りより弱いとまた同じところがやられるかもしれないところをうまくバランスすることかなと思います。

手のはいらない内部なので完全に元の強度バランスにするのは難しいですが

そのあたりに気を遣っていこうと思います。