こんにちは、
フォトグラファーの森藤ヒサシです。
 
 
パセオヌエボがオープンして、
2,3年が過ぎた頃、
売り上げも順調に伸び、
私自身だいぶ調子に乗ってました。
 
 
この調子に乗っている期間は、
長くは続かないのですが、
そんなことも知らず、
自分が頑張っているから
売り上げが伸びていると思い、
謙虚にもならず、
傲慢な自分だったのです。
 
この頃は・・・
 
 
今日は、そんな私が傲慢だった頃の話です。
 

 

2003年当時の写真
 
 
 
どのくらい、調子に乗っていたかというと、
 
まず、
ブライダル部門で、
カメラマンを育成して、
派遣できるようにしようと思い、
Blissという会社を立ち上げます。
こちらはBlissの立ち上げ編!
 
 
自分の思い通りにできる、
会社が欲しい、と思っていただけではなく、
父親から独立したい、
と思って設立した思いの方が強かった
ですね。
 
 
 
どのくらい調子に乗っていたか
というと下記の通り。
 
 
写真業界の中で
いち早くフルデジタル化にしたいので、
めっちゃお金をかけて、
富士フィルムのプロバックと言う、
200万円以上のカメラを購入。
 
さらにコンピューターなど、
新しいものを購入し、
合計400万円以上投資をして、
数年で役に立たなくなる、
フルデジタル化のシステム化。
 
どのように、採算を取るか、
計画もなしでした。
 
 
 
スタジオ1店舗での売り上げの限界があると知り、
新しいスタジオを作れば、
さらに、売り上げが上がると、
勝手に誤解し、
その話を強引に進める
 
その頃の、決算書もあまり気にせず、
足りなければ銀行から借金すればいいと思っていました。
(実際に、売り上げは上がっていたが、借金が多く、利益がなかったのが事実)
 
 
 
35歳で東京に進出したいと思い、
東京での拠点を探し始め、
月島にマンションを購入。
(これは35年ローン)
 
 
 
自分で書いていて、
よくもまあ調子に乗って、
色々とやっていたなー、
と、恥ずかしくなります。
 
 
 
計画性もなく、
感謝もなく、
自分の思い通りに進めようとして、
裸の王様になりかけていたんですよね。
 
 
まじ、恥ずかしいです。
 
 
 
ちょうど、その頃、
始めたことが二つあります。
 
 
一つは、
経営コンサルタントと契約したこと。
 
もう一つは、
経営者のためのセミナー、
喜田寛総合研究所で、
セミナーを受け始めたこと。
 
 
 
 
一つ目は、
船井総研の井口章さんと言うコンサルタントの方に、
月1回、コンサルに来ていただき、
今後の経営について、毎回相談していました。
 
経営については、私はまったくの素人。
事業計画書も書けませんし、
自分の直感でしか、
行動を起こせないタイプ。
 
井口さんに来ていただき、
ようやく、経営というものが分かり始め、
この頃から、撮影よりも経営の方に力を入れ始めます。
(このことが数年後、父親と亀裂を生む原因になります)
 
 
 
そして、もう一つの
喜田寛総合研究所のセミナー。
 
これは、経営者のマインドを育てる、
経営塾。
 
先輩の佐藤泰博さんの紹介で、
喜田先生を知りました。
 

喜田先生の書
 
 
高ーい料金を支払い、
経営者としてのあり方を学びます。
 
 
喜田先生は、素晴らしい先生で、
感謝の心を教えていただきました。
 
しかし、当時、傲慢だった私は、
セミナーを聞いても、
自分が傲慢だと気づかずにいたので、
 
自分は、できている
 
と勘違いしていたのだから、
どうしようもありません。
 
 
 
せっかく、高いお金を払っているのに、
セミナーに出ていることに、
満足してしまい、
自分の傲慢さがどんどん増していった感じなのです。
 
 
 
まあ、
今思うと、
30代のイケイケの時代。
 
恥ずかしいのですが、
そういう時期もあってよかったのかな、
 
なんて思います。
 
 
 
 
つづく
 

 

 

 

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