ヒヤシンスハウス、いいねぇー!! | ピイナツ俳句帖〜いちいち感動したいのよ〜

ピイナツ俳句帖〜いちいち感動したいのよ〜

生まれも育ちも、どっぷりと千葉県の私。だからピイナツという安直さ。何処にも行けないから、超ローカル視点の俳句日記になるはず。サブタイトルは俳人、中村汀女さんの俳句に対する信条のお言葉をお借りしました。

千葉県地方 曇りて寒し 白梅咲く


午前九時前、東京湾の地下で地震あり。


コンビニの駐車場にいたら、どんっ!と下か


ら突き上げる感じ。傍らの建物の窓ガラスや


電線が揺れているのを見た。東京都心を中心


に震度四。千葉市は三。



近所にある、お気に入りの百合の木。近頃、

枝々をバッサリ刈られて寒々しい姿に・・。





昨夜のテレビ番組の「新美の巨人たち」で、


建築家であり詩人の「立原道造」が生前に構


想し、その後、有志の手により建築された


「ヒヤシンスハウス」という小さな小さな家


を取り上げていました。出演していた内田有


紀さん同様、ボクも感激した。特にあの、大


きな窓がよい!あの格子の窓を見ていて子供


の頃の、遊び仲間だったMくんの家の離れを


思い出しました。Mくんの家は農家で、母屋


の他にいくつかの家屋が敷地内にあったが、


その一つに倉庫兼炊事場の小屋があった。そ


こには小さな竈があり、お祝い事にはそこで


御赤飯を炊いていたようだ。そこは、壁代わ


りに木枠の格子ガラス戸でぐるりと囲まれて


いて、一応小屋の中なのだけれども明るくて、


開放的で、かつガラスで外部とは区切られて


いるから、なんともいえない安心感の持てる


不思議な小屋であった。昨夜のテレビを見て


いて、そんなことを思い出した。Mくん、ど


うしているかしら・・。



気がつくと、白梅が咲き始めている。そうで


すよ、一月もあと三日だものね。


  【白梅や和なるものへと還りゆく


梅。やはり日本の花だなぁ・・。いかにも、


日本だなぁ・・。ボクも俳句などつくるよう


になるなどとは、かつては考えもしなかっ


た。俳句だけでない。相撲、落語、短歌、狂


言、などなど。若かりし頃は、ダサいものの


代名詞のようにさえ思っていた、これら日本


なものに、やはり還っていくのだなぁ・・。


と、まだチラホラ咲きの白梅をみて思ったの


でした。それでは、さやうなら。


  🌸暖かい春が早く来ますように🌸


  🌳地球人類が救われますように🌳