「記述式で30点以上得点する学習法」なんてタイトルにしてしまいましたが、

前回のブログに書いた通り、私は12点しか得点できませんでした(-_-;)。

 

 

ですから、私の体験記ではなくて、こうすれば30点以上は取れたのに、という後悔、反省の話ですので、ご了承ください。

 

それでは、記述式問題集の使い方をご紹介する前に、

私がどのくらい記述式対策の勉強をしたのか教材別に詳しく確認したいと思います。

 

<テキスト>

①「うかる!行政書士民法・行政法解法スキル完全マスター」の記述式部分14P×1回

②「行政書士出るとこ予想究極のファイナルチェック」の記述式部分4P×1回

※テキストの延べ勉強ページ数は18ページ

 

<問題集>

③「合格革命行政書士40字記述式・多肢選択式問題集」の基礎編行政法民法部分38P×1回

合格革命行政書士40字記述式・多肢選択式問題集」の応用編記述式行政法部分40P×2回=80P

⑤「合格革命行政書士40字記述式・多肢選択式問題集」の応用編記述式民法部分80P×約3回=214P

⑥「出る順行政書士40字記述式・多肢選択式問題集」の記述式部分60P×1回

※問題集の延べ勉強ページ数は392ページ

 

<過去問・予想模試>

「詳解行政書士過去5年問題集」5年分×1回=15問

⑧「本試験をあてるTAC直前予想行政書士」3回分+過去問1回=12問

⑨「出る順行政書士当たる!直前予想模試3回分=9問

➉「合格革命行政書士法改正と直前予想模試」3回分=9問

※勉強した延べ択一問題数は45問(うち過去問は18問)

 

以上が私の記述式対策の学習量のほぼすべてになります。

 

勉強したページ数は、テキストで18ページ、問題集で392ページ、

過去問・予想模試は1問2ページ計算として90ページなので、全部でちょうど500ページになります。

 

以前、ブログで記述式対策以外の学習量が10,852ページと書きましたので、

  

 

 

 

これと合計すると11,352ページとなり、

記述式対策は11,352ページ分の500ページで約4.4%の学習量になります。

つまり、私の行政書士試験の全学習量は択一式対策が約95%、記述式対策が約5%の配分ということになります。

 

配点は択一が240点(80%)、記述が60点(20%)だったことを考えると、

択一と記述が95%対5%となる学習量の配分は、あまりにも記述式対策を軽視していたと言わざるを得ません。

もちろん、択一式と記述式の勉強を綺麗に切り分けられるわけではありませんが、

いわゆる記述式問題集等を使った記述式対策をもう少しやるべきでした。

記述12点は取るべくして取ったと言われても反論できない学習量かもしれません。

 

ここでちょっと面白いことを発見してしまいました。

 

択一と記述の学習量の割合は約95%対約5%でしたね。

面白いことに記述抜きの点数198点と記述12点の割合もだいたい約95%対約5%です。

偶然ですけど、結果は学習量に比例するということですかね。


ただ、記述式の勉強は結果的に択一の問題を解くうえでとても役立ちました。

直前に記述式の勉強をしたことにより、行政法と民法に対する理解はとても深まりました。

記述式は失敗に終わりましたが、記述式の勉強は行政法と民法の択一の点数アップにつながったと思っています。

 

 

おすすめの問題集は2冊あります。

 

1冊目は「合格革命行政書士40字記述式・多肢選択式問題集」です。

ネットや書籍で行政書士試験初学者に向いている記述式問題集を調べて、実際に本屋で見て、わかりやすかったので購入しました。


昨年の本試験でもズバリというわけではありませんが2問的中させています。

行政法は無効等確認訴訟が出題されましたが、問題集にも応用編に無効等確認訴訟の問題は掲載されているので20点満点は難しいと思いますが、勉強しておけば10点以上は得点できたと思います。

民法の一問目は第96条の第三者詐欺が出題されましたが、問題集にも基礎編の条文チェック欄にしっかり第96条が記載されていたので、ちゃんとやっていれば20点満点を取れたと思います。(私はちゃんとやらなかったので得点できませんでしたが…)

 

本書は基礎編と応用編に分かれていて、私は本試験形式の応用編を重視して、基礎編は1回しか読まなかったのですが、上記の通り、基礎編からも出題されているので、基礎編も応用編も何度もしっかり勉強する必要があります。

 

 

おすすめの2冊目は「出る順行政書士40字記述式・多肢選択式問題集」です

 


私は合格革命行政書士40字記述式・多肢選択式問題集」を8月上旬から始めたのですが、

記述式問題集は「記述式対策だけでなく、択一式対策にも役立つ」し、「たくさん、記述式問題を解いた方が良いかも」と思い、欲張って、もう一冊買おうと思ってしまったんですよね。

それで、また色々と調べて、評判の良かった「出る順行政書士40字記述式・多肢選択式問題集」を8月中旬に購入しました。

時間が無くて、結局4分の1もできずに断念したのですが、各問題の解説はとても詳しくて分かりやすく、横断的理解もすすむ良書だと思いました。

 

昨年の本試験でもズバリというわけではありませんが、合格革命」と同様に2問的中させています。

行政法は本試験の問題とはちょっと違いますが、問題集には換地処分の無効等確認訴訟の問題が記載されていますので、ちゃんと勉強しておけば10点は得点できたのではないかと思います。

民法の一問目の第三者詐欺はズバリ記述式問題として的中させています。しっかり勉強すれば20点満点を取れたと思います。

(私はしっかりやらなかったので得点できませんでしたが…)

 

さて、私の反省も踏まえて、本題の「記述式で30点以上得点する学習法」です。

 

①使用する問題集

 個人的には「出る順」の方をおすすめしておきますが、昨年の的中率で言えば「合格革命」も同じで、どちらもしっかりやれば30点以上得点できた問題集なので、どちらでも良いと思います。 ただ、「出る順」の方が詳しい分ボリュームもあるので、初学者や時間が無い方は「合格革命」の方が良いかもしれません。

 

②問題集の勉強方法

 とにかく私のように欲張って2冊に手を出さずに、どちらか1冊に絞り混んで全ページ全問取り組むことが大事です。「合格革命」であれば、基礎編も応用編も同じように全問正解できるまで取り組むことです。せっかく問題集が的中させているのに、私のように部分的に勉強すると失敗することになります。

 

③問題集の学習量

記述式で得点するには正確な知識が必要になるので、20点満点取れるまで何度も何度もやることが大切です。ですから、3周目でも4周目でも正解できない問題は20点満点取れるまでやらなくてはいけません。

それから、私は記述式対策は全学習量の約5%しかしてませんでしたが、10%ぐらいに配分をあげても良い気がします。

 

④5㎜方眼罫のノートの活用

記述式の問題集には解答欄もついていますが、何度も解くのに問題集に答えを書き込むわけにもいきません。私は5㎜方眼罫のコクヨキャンパスノートを購入して使用していました。

 

ちょうど横が15文字なので3行使用すれば45文字になり、本試験の解答用紙と同じになります。自分の解答を書いたら、次の3行を使用して、正解をそのまま書き写すことで、記憶も定着していきます。また、ノートだと後で見返すこともできますので、すでに記述式の勉強を始めている方にもおすすめしておきます。

 

 

以上、記述式で得点できなかった私が色々と書いても説得力がないのですが、

失敗した経験上、こうすれば30点以上は得点できたという視点でまとめてみました。

 

受験生のみなさんの、何かの参考になれば、幸いです。

 

 

 

ところで、先日、ある教材が5冊自宅に届きました。

自分でもすっかり忘れていたのですが、

2月ぐらいに資格・試験サイトで消費生活アドバイザー公式テキストのプレゼントに応募していたんですよね。

どうも当選してしまったようです。

まさか当たるとは。

(これ1冊3,300円もするから、5冊で16,500円の価値!!)

 

消費生活アドバイザーは、10月にCBTによる一次試験と11月に論文と面接の二次試験があります。

独学は難しいとか、500時間以上の勉強は必要とか、書いてあるサイトもあるけど、

知り合いの合格者に聞いた限りでは、8月からテキスト5冊と問題集1冊やって受かったとのこと。

う~ん、どっちを信じるべきか。

問題集はたぶんこれかな。

 

  

 

応募したときに、もしも当選したら受けようかな、と思っていたのは事実なので、今から、勉強しようかと思っています・・・。

実はもう来年還暦を迎えるし、ほんとは資格試験は行政書士で終わらせるつもりだったのですが、当選してしまったということは、まだまだ勉強しろということですかね。

 

でも、受験料16,500円は高すぎますよね。

まあ、テキストがタダだから我慢しましょうか。

 

消費生活アドバイザーを受験したことがある方、何かアドバイスがあれば、よろしくお願いします!!


 

 



  

 


イベントバナー

 

にほんブログ村 資格ブログ 行政書士試験へ
にほんブログ村

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

 


行政書士ランキング