前回のブログでは、

私が使用した民法の具体的な教材、学習したページ数などをご紹介しました。

 

 

今回は、過去問以外の問題が3分の2を占める民法択一を、どう攻略するか、具体的な学習法をご紹介したいと思います。

 

どう攻略するか、の前に、昨年の民法択一9問全問をどうやって正解したのか、検証してみたいと思います。

※( )内の数値は予備校の本試験分析会資料から抜粋した正答率。下線部は問題を的中した教材。

 

①問題27(81%)

制限行為能力者に関する、誤った肢を選ぶ基本的な問題。

過去問スー過去TAC予想模試で出題されていますので、この問題は迷わずに即答できました。

 

②問題28(57%)

占有改定等に関する、妥当でない組み合わせを選ぶ問題。

過去問知識では正解できませんが、スー過去知識だけで即答できました。

 

③問題29(25%)

根抵当権に関する正しい肢を選ぶ問題。

過去問知識では全く歯が立たない難易度の高い問題ですが、スー過去にはほとんど同じ問題が出ています。

ただ、スー過去でも、肢3か肢4のどちらが正しいかは、ちょっと判断がつきません。

しかし、肢3の文章に見覚えがあったことと、肢4の後半の文章に違和感があったことで、肢3を選んだら正解でした。

肢3の文章(条文)は、根抵当のことを「民法がわかった」で調べたときに読んでいました。

 

④問題30(49%)

選択債権に関する正しい肢を選ぶ問題。

この問題は過去問でも、スー過去でも、正解できない問題です。

ただ、私は正しい肢が3であることがすぐにわかり、肢3に〇印をつけたら、自信があったので肢4・肢5は読まずに次の問題にすすみました。

試験後に調べたら、

横溝先生のYouTube「あと50日の過ごし方」で選択債権を出題予想されていた(凄い!)ので、

自分で六法の該当条文に☆印をつけて個別に勉強していたことがわかりました。

(横溝先生ありがとうございました)

またLEC予想模試にも出ていました。

 

⑤問題31(73%)

債務引受に関する誤っている肢を選ぶ問題。

この問題は過去問でも、スー過去でも、正解できない問題ですが、民法のテキストを読んでいれば解答できるレベルの問題だと思います

私の場合は「行政書士民法大改正スピード攻略」(以下、民法改正攻略)で勉強していたので、わりと自信を持って解答できました。

 

⑥問題32(40%)

同時履行に関する妥当な肢を選ぶ問題。

この問題は過去問だけでも、スー過去だけでも、判例集だけでも正解できます。

若干迷いましたが、正解できました。

 

⑦問題33(52%)

賃貸借契約に関する妥当でない肢を選ぶ問題。

この問題は過去問だけ、スー過去だけでは、正解できない問題ですが、民法改正攻略を勉強していれば正解できますし、TAC予想模試に出題されていたので即答できました。

 

⑧問題34(81%)

医師の患者に対する義務に関する妥当な肢を選ぶ問題。

たぶんどの教材にも掲載されていない目新しい判例問題だと思います。

ただ、正答率が8割を超えていることからわかるように、正解するのはそれほど難しい問題ではありませんでした。

 

⑨問題35(74%)

特別養子制度に関する、妥当でない組み合わせを選ぶ問題。

この問題は過去問だけ、スー過去だけでは、正解できない問題ですが、民法改正攻略を勉強していれば正解できますし、LEC予想模試に出題されていたので即答できました。

 

 

以上が、9問全問正解に至った経緯です。

 

どの教材で正解できたかまとめると、

昨年の本試験に限った話ですが、

 

①過去問知識だけで正解できる問題は、必ず、スー過去知識だけでも正解できる。

(スー過去をやれば過去問をやらなくてもよかった?!)

②スー過去と民法改正攻略だけで9問中6問正解できた。(的中問題が重複していない)

③TAC予想模試とLEC予想模試だけで9問中4問正解できた。(的中問題が重複していない)

④スー過去と民法改正攻略とLEC予想模試だけで7問正解できた。

 

つまり、スー過去と民法改正攻略と予想模試をやれば、

民法択一は過去問知識ゼロでも攻略できた!!

 

ということです。

 

 

この結果を受けて私の考える「民法択一を全問正解できる学習法」は以下の5つです。

 

①民法はスー過去中心の勉強を行う(過去問より先にスー過去を2回やる)

 

 

②民法改正攻略も必ずやる(今年は特に新設条文に注意)

 

③TACとLECの予想模試も必ずやる(できれば合格革命の予想模試も)

 

 

 

 

 

④肢別過去問の民法部分は1~2回やれば十分(あるいは思い切って全くやらない?)

 

 

⑤テキスト(「民法がわかった」等)は辞書のようにわからない時だけ読んで調べる(わからない点だけ調べた方が記憶に残ります)

 

 

さらに追加すると、

 

 

◎横溝先生のYouTube「あと50日の過ごし方」を必ず視聴して出題予想箇所は六法に☆印をつけて個別に勉強する

 

 

ことです。

 

 

結局、「民法択一を全問正解できる学習法」と言っても、昨年やっていた勉強法を、ただ書いているだけでした・・・。

 

私は肢別過去問をやる前にスー過去民法は2周終えていましたので、一般的な学習スケジュールとはちょっと違うかもしれません。

  

 

 

 

なので、私の独学法は参考にならないと思いますが、横溝先生のYouTube「あと50日の過ごし方」だけは、視聴することをおすすめします。

 

 

 

ところで、

前回のブログでは2年前のGWを振り返りましたが、

今回は3年前のGWで食べたランチを写真で振り返りたいと思います。

 

小池都知事が「東京に来ないでください!」と叫んでいる中、

都内のホテルでコースランチを食べた気分になっていただければ幸いです。

 

 
 
 
 
 
 
 
 

ごちそうさまでした😊。

 

 

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