私は今まで資格試験はすべて独学で合格してきたのですが(なんだか偉そう😁)、
最初に、余裕をもった学習計画を立てることが一番大事です。
まあ、大体、とんでもないことが起きたり、急な仕事が入ったりして、計画通りにはうまくいかないので。
私は行政書士の勉強は、
12月から準備して、3月から本格的に勉強を始めました。
ただ、8月までは平日だけ3~4時間勉強して、土日は基本的に勉強しませんでした。
9月以降は狂ったように土日も勉強しましたが……。
私の2020年度行政書士試験の独学スケジュールを月別に書くとだいたい以下の通りです。
●2019年12月(行政書士試験の概要の把握と教材の調査)
行政書士関係の本を図書館で借りたり、立ち読みしたり、通信教育資料を請求したり、ネットで自分に合った独学方法や評判の良い教材を調べました。
読んだ本:「こんなにおもしろい行政書士の仕事」「行政書士試験 非常識合格法」「6カ月で行政書士」「99日で受かる!行政書士試験 最短合格術」「元法制局キャリアが教える 法律を読む技術・学ぶ技術」「伊藤真の行政法入門」
●2020年1月〜2月(入門書・テキストの読破)
図書館で借りた法律入門書「伊藤真の民法入門」「伊藤真の憲法入門」と購入した「国家試験受験のためのよくわかる」シリーズ3冊(憲法・民法・行政法)を一読
●2020年3月〜4月(本格的に勉強開始)
・「公務員試験新スーパー過去問ゼミ」の3冊(民法Ⅰ・Ⅱ、行政法)の1回目
・「出る順行政書士ウォーク問過去問題集」の憲法・民法の1周目。※結局、この後は使用せず、肢別過去問に絞って勉強
・「合格革命行政書士肢別過去問集」の憲法・行政法の1回目
・「うかる!行政書士総合テキスト」の商法のページを熟読
●2020年5月
・「公務員試験新スーパー過去問ゼミ」の民法Ⅰ・Ⅱの2回目
・「合格革命行政書士肢別過去問集」の行政法、民法の1回目
●2020年6月
・「公務員試験新スーパー過去問ゼミ」の憲法の1回目
・「合格革命行政書士肢別過去問集」の民法、商法、基礎法学、情報通信・個人情報保護の1回目
●2020年7月
・「公務員試験新スーパー過去問ゼミ」の行政法の2回目
・「合格革命行政書士肢別過去問集」の憲法・行政法の2回目
●2020年8月
・「合格革命行政書士肢別過去問集」の民法の2回目
・「行政書士民法大改正スピード攻略」を熟読
・「ニュース検定公式テキスト「時事力」発展編(1・2・準2級対応)」を熟読
・「行政書士出るとこ予想究極のファイナルチェック」の1回目
●2020年9月
・「うかる!行政書士総合テキスト」の基礎法学、一般知識のページを熟読
・「うかる!行政書士民法・行政法解法スキル完全マスター」を熟読
・「合格革命行政書士肢別過去問集」の憲法・行政法の3回目
・「合格革命行政書士40字記述式・多肢選択式問題集」1回目
・「合格革命行政書士一問一答式出るとこ千問ノック」1回目
・「本試験をあてるTAC直前予想行政書士」付録の令和元年過去問※3時間半かけて解いたら144点であせる!
・「詳解行政書士過去5年問題集」の平成30年過去問※196点で少しほっとする!
●2020年10月(過去問・模擬試験を11回分こなす→たぶん120時間以上は勉強しました)
・「合格革命行政書士肢別過去問集」の行政法の3回目
・「出る順行政書士40字記述式・多肢選択式問題集」1回目※61ページ目で挫折!
・「合格革命行政書士一問一答式出るとこ千問ノック」1回目
・「詳解行政書士過去5年問題集」の平成27〜29年過去問※178点、166点、178点と、3回とも180点に届かず!
・「本試験をあてるTAC直前予想行政書士」3回分※183点、174点、164点と、1回だけ180点クリア!
・「出る順行政書士当たる!直前予想模試」3回分※184点、196:点、188点と、3回とも180点をクリア!
・「合格革命行政書士法改正と直前予想模試」2回分※178点、154点と2回とも180点に届かず!
●2020年11月(11月8日の試験日に向けた最終チェック)
・「合格革命行政書士法改正と直前予想模試」1回分※192点で180点クリア!
・「出る順行政書士当たる!直前予想模試」付録の令和元年過去問※2回目とはいえ224点!
・「詳解行政書士過去5年問題集」の行政法の過去問のみ5年分全問解く
・「合格革命行政書士40字記述式・多肢選択式問題集」の2回目※記述式のページを熟読
・「行政書士出るとこ予想究極のファイナルチェック」の2回目
・「合格革命行政書士一問一答式出るとこ千問ノック」2回目※間違ったところをチェック
●2020年11月8日試験当日
・試験会場近くのファミマのイートインコーナーで最後の条文学習
☆210点で無事に合格!!(LECさんの成績診断だと224点でしたが14点も下がりました・・・)
上記スケジュールには記載していませんが、
「うかる!行政書士総合テキスト」別冊「ハンディ行政書士試験六法」と「みんなが欲しかった!行政書士の判例集」は、何度も何度も索引して、かなり使い込みました。
こうして振り返ってみると、2月までに法律の基礎を学び、3月以降は「スー過去」と「肢別過去問」を中心に憲法・民法・行政法の理解を深め、9月下旬以降の「5年分過去問」「模擬試験」の演習により、実力が飛躍的に伸びたような気がします。
以上が私の独学合格スケジュールになります。
さて、本題です。
行政書士試験は、
いつから勉強すれば、間に合うか。
テキスト、問題集を絞り込み、
土日も勉強すれば、4月からでも、5月からでも、十分間に合うと思います。
ただ、勉強時間を600時間以上は確保できる学習計画を立てる必要があると思います。
4月から勉強するなら、毎月平均80時間です。
これから、行政書士試験を受ける方の参考になれば幸いです。
ところで、
先日のことです。
都内のあるお店でランチタイムに、
銀だら定食を注文しました。
銀だらはとても美味しかったのですが、
食べてる途中に近くに座った妙齢の女性が、
わりと大きな声でぶつぶつ、
独り言を始めたのです。
なんだろうと、
そっとそのお客さんを横目で見ると、
なんと、
「老化を防いで元気になる朗読」(だったか)
という本を開いて、
朗読していたのでした。
いやあ、コロナ禍、
ランチ時に朗読だけは勘弁してください。
しかし、お店の人は注意するどころか、
どうも常連みたいで、野放し状態。
しかも、この店、席の間は狭いし、
間仕切りも何もありません。
料理はとても美味しい店なのに、
とても残念なランチになりました。
ちょっと、もう、行かないかな。