劇場版、観て来ました。
ドラマは何気にサクサク見られる30分だったのに、
最終話は劇場で・・・ですとぉ~?!
そこまでじゃないでしょって迷ったけど、行ってみました。
結論から言うと・・・
人におススメするほどではないけれど、
期待ハズレなほどでもなく、そこそこ面白かったです!
平凡で幸せな一家を、半グレ組織が狙う恐怖がテーマです。
事件のきっかけになった7年前の一週間の前の年だから、
8年前に娘の零花が哲雄の誕生日に送ったピアノ曲、
あれも映画の要のような気がしました。
疲弊し荒んで行く良心の呵責の中で、
あの清らかなピアノ曲が流れると、それまでの幸せで
満ち足りた平穏な日々が夢のように思い出されます。
それを、警察でさえ手が出せない闇組織に奪われそうになっても、
相手を殺しちゃイケナイって、本当にそう言えるのかな。
ピアノのメロディに問われるように、自問してしまうのです。
最後の方の親子の会話も、ありきたりな気はしたのですが、
何故かちょこっと涙してしまいました。←自分でも意外。
たぶん、佐々木蔵之介さんのお芝居に引き込まれたのかな。
以前はそんなに好きな俳優さんではなかったけど、
どんどん好きになってるのかもしれません。
年を重ねる毎に素敵になっていく人って、理想です。
他の役者さんも充実で、音尾琢真さん。
以前に別なドラマで見た時は、何故この人が?・・・と
思ってしまったのですが、ここでの迫力は良かったです!
見直しました!
津田健次郎さんも音尾さんも男性としては小柄ですが、
キレッキレの演技で凄いんですよね。
「グレイトギフト」にも出演中。
ドラマの方で出演の吉田栄作さんも、
若かりし頃のイケメン人気をものともしない怪演で、唸る思いでした。