このブログ内でも何度か登場してくれましたが、愛護センターの譲渡対象犬・通称「さこちゃん」が新しい家族を見つけました。
「9インチのビーグル」と言われる種類だと思うのですが、小柄の可愛らしい女の子でした。
どういった経緯でセンターに来たのかは分かりませんが、とにかく人が好きで寂しがり屋で、人の姿が見えるとずっと甘え鳴きをしていました。
そばにいるとペタッと身体をくっつけて、可愛らしいクリクリの目で見つめてくる子で、どういうわけか、母さんの“犬の琴線”に触れる子でした。
どの犬も好きですが、その中でも忘れられないというか、特に気になる子がいるんですよね。リタイヤされたご夫婦なら、さこちゃんのそばにいて甘えさせてくれるかな?とか、この鳴き声に対応できる人じゃないと難しいかな?とか…あれこれ考えていました。
新しいご家族と一緒に帰ってからも、夜鳴きしてないかな?留守番できてるかな?手こずってないかな?とか、気になっていましたが、どっこい、さこちゃん、新しい家庭にすぐに馴染んだようで、心配していた吠えも今のところ落ち着いている様子です。
安心したんでしょうね…、温かな家の中、いつも楽しそうな笑い声、さこちゃんがずっと欲しがっていたものだもんね。もう吠えなくても、いつも手の届くところにあるんだもんね。
今、さこちゃんは、「チョコちゃん」という可愛らしい名前になり、小学校3年生のお兄ちゃん、1年生のお姉ちゃんの元気な声に包まれて生活しています。
犬も、迎え入れた家族も両方が幸せになりますように!と願いながら、センターでのボランティアを続けているわけですが、週に一度の関わりだけでは犬の全体像がつかめず、「あの子、本当に大切にしてもらってるのかなぁ?」と気になるケースもあります。公的な施設でのボラはそろそろ無理かなぁと迷っていた時期だっただけに、今回のうれしいご報告、本当にありがとうございました。
もう昔の名前になってしまったけれど…、さこちゃん、赤い糸がつながってよかったね!
あ、忘れないうちに、犬の紹介をしなきゃ!
譲渡対象となって日が浅いハッピーちゃん。とても穏やかな性格で、吠えの少ないチワワです。
ケンカも売らず、プルプルもしませんよ。穏やかなチワワがどんなに貴重か、皆さん、よーくご存知ですよね~笑。